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2008年5月24日 (土)

一度入ったら出れないマムシグサ

本宮山に登って出会ったものをブログに載せてきました。

ジャケツイバラ、レンゲツツジ、オトシブミ、桐(キリ)です。

その他に、こんな植物に出会いました。P5190019 P5190020

   

   

名前は「マムシグサ」と思われます。

これが登山道の傍らにたくさんありました。

この植物も調べてみると面白い。

中央の鞘(さや)状の葉の中に棒が1本。

その棒の根元に花があります。

この花を目指して、ハエなどがこの鞘状の葉の中に上から入ってきます。

しかし怖いのはここから。

花にたどり着いたハエなどは、鞘状の上へは出れない仕組みになっています。

雄花のある雄株の場合は、鞘状の葉の下部に穴があいていて(!)そこから出れます。

つまり花粉の付いたハエは出れるのです。

ところが雌花のある雌株にはその穴がありません。

つまりハエは出れずに死んでしまいます。

そしてハエが体につけてきた花粉によって、マムシグサは受精するのです。

この仕組みは驚きです。

特に次のHPを参考にしました。

http://www.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/mamushigusa.html

犠牲になったハエなどの写真もありました。

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