速く読むことは、2学期も継続
親野智可等先生の親力診断テストの第100回目は下の問題。 |
[ 問題 ] |
毎日の宿題で国語の教科書の音読が出て、やったら音読カードに書くことになっています。10日以上同じところを読んでいるので、すっかり上手に読めるようになり、もう子どもは飽きてしまいました。あなたならどうしますか? |
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ここで親野先生は速読みを勧めています。理由は2つ。
①滑舌(かつぜつ)をよくする。滑舌とは、口の動きを滑らかにするための練習のこと。
②瞬時に多くの量の文字をとらえる能力が育つこと。
速読については、杉渕鉄良先生に音読の速さは思考の速さと教えてもらい、1学期は速読を勧めてきました。
速読について、伴一孝先生も「伴一孝”向山型国語”で力をつける 5巻 どの子も伸びる漢字・音読指導のステップ」(明治図書)で書いていました。
「教科書を『ゆっくりと丁寧に』読ませる教師が多い。特に低学年担任は、必要以上にこの傾向が強い。(中略)生体リズムが大人より速く、情報をイメージ処理する右脳期の子どもに、テンポの悪い授業は禁物だ。(中略)教室で『ゆっくりと丁寧に』音読をさせるというのは、教師の間違った思い込みである。」(18p)
「当該学年の教科書をすらすらと読めるようになれば、どんな指導も子どもに入りやすくなる。要するに『話が早い』のである。『読む力』と同時に『聞く力』も培われるからである。子どもの意見発表もスピーディーになされるようになり、内容がスマートに研ぎ澄まされるようになる。『話す力』も伸びてくるわけである。『だらだら読み』をやっている学級の10倍も指導内容を増やせるのだから、当然だ。こうして、国語も算数も社会も理科も英会話も情報処理も、ありとあらゆる指導・授業が、高速で行えるようになる。これこそが『国語の力(学力)』である。」(22p)
賛成です。速読は、2学期も勧めていきます。
今日は、この伴一孝先生の講座に出向きます。静岡なので、東海道本線でゆっくり行きます。往復の電車の中は貴重な読書タイム。電車は読書に集中できます。それなのに、新幹線を使っては、お金も時間ももったいない。
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