ヤブキリの小顎髭は、昔は脚だった?
今日は令和8年7月5日。
1年前のことです。
勤務校の男性用務員のSさんは虫好き。
Sさんが、「こんなのがいたよ」と渡させた虫。
「ヤブキリ」でした。
鳴き声を録画したいと思って、教室で待ちました。
やっと録画したものを、1年ぶりにアップしました。
YouTube: ヤブキリの鳴き声・食事風景 2025年7月9日
鳴き声については、次のサイトが参考になりました。
ここから引用。
鳴き声は昼と夜で異なり、昼は「ジーーー」「ジリリリリリリ」という
声で、夜は「しりりりり」といった声で鳴きます!
でも動画では「ジリリジリリジリリ」と聞こえました。
ちなみに「ヤブキリ」の名前の言われも、
このサイトにありました。
ヤブキリの名前の由来は「生息地」と「種類」にあります!
ヤブキリは「藪に生息するキリギリス科のバッタ」であることから
「藪(ヤブ)にいるキリギリス(キリ)」と名前がつけられました!
なるほどです。
変わった名前だと思いましたが、
説明されて納得です。
気になるのが、口の周りにあるヒゲのようなもの。
調べたら「小顎髭(しょうがくしゅ)」と言うそうです。
小さな「あごヒゲ」と読みたいところです。
この役割はなんだろう?
Geminiがわかりやすく説明してくれたので、引用します。
口の周りで忙しく動いている触角のような短い器官「小顎髭(しょう
がくしゅ)」には、昆虫が食事をする上で欠かせない2つの重要な役
割があります。
1. 味覚・嗅覚・触覚の「センサー」
小顎髭は、人間の「舌」「鼻」「指先」を合わせたような役割を果た
しています。
味と匂いを感じる: 表面には化学物質を感じ取る細かいセンサー
(化学受容器)が集中しており、目の前にあるものが「食べられるも
のか」「毒はないか」「美味しいか」を舐めるようにして判断してい
ます。
感触を確かめる: 物理的なセンサー(機械受容器)も備わっており、
食べ物の硬さや形、表面の質感を確かめています。
2. 食べ物を運ぶ「マニピュレーター(手)」
もう一つの役割は、人間の「手(またはお箸やフォーク)」のような
働きです。
食べ物を保持する: 食べる対象が動いたり転がったりしないように、
器用に押さえます。
口(大顎)へ誘導する: 最も強力な歯にあたる「大顎(おおあご)」
で効率よくかじり取れるように、食べ物の位置を微調整しながら口の
中へと運び込みます。
映像のヤブキリの様子
映像で小顎髭がニンジンの表面をトントンと叩いたり、撫でたりする
ように絶えず動いているのは、まさに「どんな形かな?美味しいかな
?」とニンジンの味や硬さを確かめながら、かじりやすい位置へと手
を添えて夢中で食べている証拠です。
やっぱりねえ。
そんな役目があったのですね。あの動きは絶妙ですよ。
しかし、この小顎髭の秘密はまだありました。
このサイトにびっくりです。
ここで紹介されていた図。
この図の説明文も引用します。
上の図は脚が沢山あるワラジムシのような節足動物から六脚の昆虫へ
進化した過程の推定を示したもので、多脚だった昆虫が六脚になる際
に各節がまとまっていく様が記載されている。
注目すべき個所は多岐にわたるけれども、今回の本題に合わせて頭部
に注目すると、図のFの頭部は脚があった四節程が合わさって頭部を
形成している。四節分の脚の一部はバッタでいうところの小顎髭にな
っていたりする。(中略)
極端で雑なイメージになるけれども、人の口に手があって、その手が
長い進化の過程で食べ物を摂取する為の便利な器官へと変化したとい
うことになる。
小顎髭はまるで脚のように見えるのは、
このようね進化があったからなのかな。
この図は魅力的です。
今回、小顎髭に注目して、面白いことを知りました。ラッキーです。



コメント