黄色の花が咲く前のセイタカアワダチソウ
今日は令和7年11月15日。
セイタカアワダチソウについて。
6月に富士山に登った時に、同行したNさんが、
道端にあった草を指して、
「これってセイタカアワダチソウだよ」って
教えてくれました。
どこにでも生えているようなヨモギのような草。
ありふれた葉っぱと茎。
地味なので、あまり気にしない草でした。
これがセイタカアワダチソウになるんだと
思いました。
秋になると黄色の花が咲くことで、
ここにもあそこにもセイタカアワダチソウがあるんだと
その多さに驚きます。
でも、黄色の花が咲く前までは、
セイタカアワダチソウは正直認識していません。
今年は黄色の花が咲く前に意識してみようと
考えました。
必ずセイタカアワダチソウが咲く場所を知っていました。
そこに行って、将来セイタカアワダチソウになる草を
撮影することにしました。
7月25日撮影です。
豊川市内の三菱UFJ銀行のATMの駐車場です。
ここで咲いているのを覚えていたので、
これがセイタカアワダチソウなのかと思って
撮影しました。
こんなに大きく育っているのだから、
今までもっと気にしていてもおかしくないのに、
今まで気に留めていませんでしたね。
この後、7月・8月の暑さのために、
茎の下半分の葉っぱは枯れ出していて、
今年はさしものセイタカアワダチソウも、
暑さで枯れてしまうのか?と危惧しました。
しかし、植物は強し。
下半分を枯らしながらも生き延びて、
さらにグッと背を伸ばして、
秋になったら黄色の花を咲かせました。
このATMの駐車場は、センダングサがたくさん生える場所でもあります。
同じ10月11日の撮影です。
その後、ビックリしたことがありました。
この駐車場のセイタカアワダチソウと
センダングサがきれいさっぱり無くなっていたのです。
11月1日です。
さすがに三菱UFJ銀行も、雑草を生やしっぱなしではいかんと
思ったのでしょう。
たくさんの草と対峙したのは、何人の職員だったのでしょう。
お疲れ様です。
予想もしないでしょうね。
この草を観察していた人間がいたことを。
今年学んだのは、花が咲く前のセイタカアワダチソウの姿です。
Nさんのおかげで、その姿を意識できるようになりました。








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