暑い日だからできるグミを溶かす実験② 今日もやってみた実験結果
今日は令和7年9月3日。
ニュースを見ていたらビックリ。
今日は「グミの日」なんですね。
なんとタイムリーな活動を私はしています。
先日、奥さんがグミを車内に置きっぱなしにして、
溶かしたこと。
そして、連日暑い日が続くので、こんな暑い時にできる
授業をやりたいと思ったこと。
この2点で、私はグミの実験を行なっています。
なぜ、高温でも溶けないグミがあるかを書こうと
しましたが、もう少し実験をしてからにしようと思います。
今までのまとめ。
奥さんが溶かしてしまったグミはこれです。
実物です。
ブルボンの「フェットチーネグミ」。
袋の裏面には「35℃以上になるとグミが溶けることがあります」と
説明をしてくれています。
もちろんゼラチンが使われています。
9月2日の実験(前記事)で溶けなかったグミです。
春日井製菓の「つぶグミ PREMIUM 濃厚ぶどう」
袋の裏面を見ると、「本品は高温の場所に置かれるとゼラチンや
糖衣が溶けたり、変形・変色することがあります」という説明ありです。
そして今日の実験で使ったグミ2つ。
右側がJAあいちとカネカ食品による「渥美メロングミ」
左側がカンロの「ピュレグミ マスカット味」
どちらも原材料名にゼラチンが使われています。
今回は車内ではなく、校庭の日向に置きました。
左側が「ピュレグミ」 右側が「渥美メロングミ」
午前10時半ぐらいから実験開始。
今日も暑い日でしたので、気温は上がっていきます。
40℃を超えましたが、この時点では両方とも溶けていませんでした。
場所を変えました。
最初の実験場所は通り道でしたので、
他の人にとって邪魔なところだったので、
外のお手洗い場の上に置きました。
変化があったのは、この時の観察。
午前11時15分の写真。
右の「渥美メロングミ」は明らかに変形。
薄っぺらになっていました。
私が触った後に、子どもに触らせました。
「渥美メロングミ」は変形しただけでなく、下面はガラスに
付着して離れませんでした。グミが溶けたためです。
日向において45分ほどで、結果が出てきました。
さらに1時間ほど経過。
「渥美メロングミ」はよりやわらかくなりました。
溶けました。
袋の中にたくさん入っていたら、袋の中で互いに溶け合って、
大変なことになってしまうパターンです。
左の「ピュアグミ」は変化ありませんでした。
2時間近く、40℃前後の気温の中、溶けませんでした。
同じくゼラチンを使いながら、なぜ高温で溶けるものと、
溶けないものがあるのか。
ちなみに、一度固まったゼラチンが溶ける温度は25℃以上です。
表を転載。
25℃以上で溶けてしまうゼラチン。
どのグミもゼラチンを使っているのに、高温で溶けるものと
溶けないものがあるのはなぜか。
今日はここまで。

















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