第79回目の全国レクリエーション大会/79に違和感を持った理由
今日は令和7年8月30日。
この冊子をいただきました。
ここで驚いたのが、全国レクリエーション大会の回数。
第79回です。
79回ってすごくないですか。
今年が戦後80年です。
毎年実施で、79回となると、戦後すぐに開催されたことになります。
そうなのか?
調べました。
すごいなあ、昭和22年(1947年)に石川県で
第1回の全国レクリエーション大会が行われています。
当時、「レクリエーション」という言葉は浸透していなかったようです。
そう思います。
このサイトを参考に書いていきます。
原語は英語の"recreation"
この英語は、明治になって日本に入ってきて、
翻訳が試みられました。
それが「復造力」「厚生運動」でした。
「厚生」は、昔から見てきた言葉。
あまり意味について関心がありませんでしたが、
今回、意味を調べてみました。
・くらしを健康で豊かにすること
・体力・健康を増進すること
なるほど。
そして「レクリエーション」という言葉や認識が普及したのは、
アメリカ軍の占領下であったようです。
だから戦後、すぐに始まったのでしょう。
アメリカとしては、自国ではすでに普及している活動だったので、
日本で行われることに抵抗がなかったと思います。
「レクリエーション」の定義は、「レクリエーションは授業の後の休養と
次の授業のための元気回復の時間」
簡単に言えば「気晴らし」
訳語として「復造力」が使われたのは、上記の意味でしょう。
この定義は今も引き継がれ、
日本人の中に浸透していると思います。
「気晴らし」の重要性は、今は特に大事にされていると思います。
そうか、なぜ「79回」の驚いたのかわかってきました。
私は昭和36年生まれ。
思い出せば、レクリエーションという言葉は、
若い頃は身近な言葉でなかったように思います。
それが今は身近になりました。
私の世代にとっては、レクリエーションは新しい言葉なのです。
なのに79回!
そこに違和感を感じたのでしょう。
なるほど、なるほど。
自己解決ができました。


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