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2025年1月17日 (金)

通算9700本目の投稿/蛇が前に進む、垂直の壁を登る方法

    

今日は令和7年1月17日。

  

蛇のことをまた書きます。

蛇は足がないのに、木に登れます。

垂直な壁でさえ登っていきます。

なぜ?

  

前に進む仕組みは、次の動画でわかります。


YouTube: 【お腹全体が足】ヘビはなぜ移動できる?油を引いた床や糸の上でも進める?アイススケートとの共通点も明らかに!【どうぶつ奇想天外/WAKUWAKU】

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蛇のお腹は腹板という状態です。

これが蛇の足代わりです。

平らではなく、引っ掛かるようになっています。

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肋骨と腹板は筋肉で繋がっていて、

これを前後に動かすことで前進できるのです。

さらに速く動くために、蛇は文字通り「蛇行」をします。

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水の上も蛇行運動で進みます。

これが思いの外、速い。

こんな蛇に追いかけられたら、恐怖でしょうね。

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体の構造上、バックができないそうです。

  

  

垂直の壁に登ることができる理由は、

1月5日放映の「ダーウィンが来た!」で説明してくれていました。

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これは垂直な壁を登っている蛇です。

  

腹板の隅(すみ)っこを使うようです。

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その部分を「側稜(そくりょう)」と言うそうです。

ここの部分をレールのようになり、壁の細い部分に引っ掛けて

進んでいくそうです。

そんな器用なことをしているのですね。

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矢印の部分が、側稜が引っ掛かっているところです。

こうやってところどころを引っ掛けるのだそうです。

  

こうやってツバメの巣の卵、ヒナがやられてしまうのでしょう。

コメント

勤務校は周りが田んぼに囲まれているため、ヘビ続出です。
おかげでヘビの種類が見分けられるようになりました。
時には1メートル越えのが出ます!校舎内を這っているときもあります。壁を登る写真もあります!ここには貼れませんね。

勤務校の子どもに聞くと、実際に蛇を見た体験をした子どもが
少ないです。
そうだよなあ、それなのに、蛇のことを教えようというのは、
結構難しいぞと思っています。
蛇続出、蛇の種類がわかるなんて、
申し訳ないけど羨ましいです。
壁を登る写真、差し障りがなければ送ってください。
メールでぜひ。

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