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2024年11月13日 (水)

クスアオシャクの幼虫が糸を吐いた

    

今日は令和6年11月13日。

  

2つ前の記事の続き。

教室にやってきたクスアオシャクの幼虫。

  

昨日(12日)の写真です。

Img_8410

幼虫はどこにいるかわかりますか?

  

アップで写真を撮ってみました。

Img_8409

茎にしがみついている幼虫。

やっぱりこの幼虫はかわいいです。

  

昨日、この幼虫のことで、面白いことがありました。

最初に幼虫がついていたクスノキの葉っぱが萎れてきたので、

新しいクスノキの枝葉を取ってきて、

そちらに幼虫を引っ越しさせようとしました。

ピンセットでつまんで、動かそうとしましたが、

後ろ足ががっちり茎に固定されて動きません。

それでも動かそうとしたら、あの現象が起きたのです!

  

あの現象とは、糸を瞬時に吐き出して、転げ落ちることです。

ピンセットでつまむのは、幼虫にとって、

鳥に嘴で持っていかれると同じ状況。

非常事態です。

そんな時に、幼虫は茎や葉っぱに糸を瞬時に出して粘着。

幼虫は下に転げ落ちます。

でも下まで落ちません。

下に落ちると、自然界では、蟻とかがいて襲われます。

宙ぶらりんになるように糸の長さを考えるのです。

以前、それを知って驚きました。

ここでも道草 20240503 愛知県民の森④ ぶら下がっていたヒョウモンエダシャク(2024年5月16日投稿)

「ぶらさがり幼虫」の記事が印象に残りました。

  

その糸を吐いて逃げる現場を目撃できたのです。

生きていると、いろいろな体験ができます。

やっぱり長生きしたいなあ。  

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