「貴金属」「鉱石」の意味
今日は令和6年1月10日。
前記事に引き続き、サビのことを書きていきます.
「さび」よりも「サビ」の方がいいなと思い、
この記事では「サビ」とします。
このサイトで、サビの勉強ができます。
引用します.
1 「さび」とは
金属の表面は空気や水などと接している。表面の金属原子は電子を失っ
て陽イオンになり,さらに変化して酸化物になる。
このようにしてできた化合物がさびである。さびには,鉄の赤さびや銅
の緑青(ろくしょう)などがある。
2 さびと燃焼の違い
さびも燃焼も酸素と化合する酸化反応の一つである。さびはおだやかな
酸化反応であるが,燃焼は熱や光をともなう急激な酸化反応である。
さびも熱を出しているのだが反応がゆっくりなので発熱を感じない。
3 貴金属
金属がさびるかどうかは,その金属が天然に産出する状態を見れば分か
る。さびにくい金,白金などは金属の形で産出し,いつまでも美しく保
たれている。
このような金属を貴金属という。他のほとんどの金属は,酸素,硫黄な
どと化合して鉱石として産出する。
4 なぜさびる
鉱石中に含まれる化合物から化学的な処理により還元して取り出した金
属は,自然界では極めて不安定な存在である。
そこで,金属は元の安定した状態に戻ろうとする。この安定した酸化物
の状態に戻ろうとする現象がさびである。(中略)
鉄がさびるときの反応は発熱反応である。このとき発生する熱エネルギ
ーを利用したものが携帯用カイロである。
ここでとても勉強になったのが、「貴金属」「鉱石」です.
金属で産出されるものが貴金属で、それ以外のものは鉱石なんだ!
62歳になって、初めて知りました。
これだから勉強は面白い。
あまり意味も知らずに使っていた言葉の意味が、
ぱ〜とわかるのがいい。
ただ気をつけたいのは、鉱石。
金鉱石という言葉もあります。
貴金属の金を含む岩石も鉱石と言います。
したがって、貴金属以外のもの=鉱石はちょっと違うかな。
そして最後。携帯用カイロである。
鉄が錆びる時は発熱反応。それを利用したのが、携帯用カイロ。
今日の授業ではここに持っていきたい。
続く
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