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2023年12月17日 (日)

本「日本人を狂わせた洗脳工作」⑦ 日本国憲法は改正ではなく廃棄を

   

今日は令和5年12月17日。

  

前記事に引き続き、

「日本人を狂わせた洗脳工作」(関根通夫著/ハート出版)

より引用します。

  

WGIPによる施策の一つとして三十項目の報道規制 (プレスコード)が

あります。その中に、七十年を経た今でも日本人の中に自主規制とし

て残っている項目があります。

先ず第三項の「GHQが、日本国憲法の草案を起草したことに対する

批判の禁止」。 禁じたということは、それが事実であり、触れられ

たくないということを意味しています。憲法は国会で決めたと言って

も、当時の国会には言論の自由がありませんでした。 分かり切った

事実があるのに、改憲派の人達は、なぜここを突かないのでしょう。

第八項の「朝鮮人への批判禁止」、第九項の「中国への批判禁止」は、

一般人はともかく、政界や官界の、それも地位の高い人ほど、未だ

に自己規制として残しています。 中韓に対して腰の引けたことしか

言えない、それどころか「慰安婦問題」に対し必要のない謝罪まで

して、日本人の名誉と尊厳をないがしろにする、という状況に見ら

れる通り、影響は色濃く残っています。

第十六項の「戦争擁護の宣伝禁止」、ここで言う戦争とは、日本が

行った戦争のことです。最近でこそ、日米戦は、日本ではなくアメ

リカが悪くて起きたという本が堂々と出版されるようになりました

が、それでも、閣僚など国会議員がこの種の発言をするとバッシン

グされる「閉された言語空間」が存在します。

第二十二項の「戦争犯罪人の正当化及び擁護の禁止」は、近代法の

大原則を破って行われ、裁判管轄権も怪しげな極東国際軍事法廷で

有罪にされた「戦争犯罪人」 が、 本当の犯罪者であるはずがあり

ません。靖国神社にA級戦犯が祀られているから首相は参拝しては

ならない、という理不尽がまかり通っています。特に、反日・左翼

の人々の論の多くは、東京裁判が正当であることを前提に成り立っ

ているものが多く、その正当性が否定されれば総崩れになります。

三十項目の規制項目には入っていませんが、当時の日本政府が正式

呼称とした「大東亜戦争」は使用禁止になり、「太平洋戦争」と呼

ばなければならなくなりました。学問的な理由で「太平洋戦争」と

呼ぶほうが良いという人がいても構いませんが、権力をもって戦争

の呼称を押し付けるのは許しがたいことです。

いずれにしても、権力をもって規制したということは、彼らも理に

合わないことを知っていたからです。禁止された行為こそが、実は

正しいことであった、と見て間違いありません。

(111〜113p)

    

自主規制してますよね、日本人。

前にも書きましたが、これから戦争の名前をどう教えようか。

「太平洋戦争」と教えることが、当たり前ではなくなりました。

「大東亜戦争」と教えたくなりました。

  

  

ハーグ陸戦条約四十三条に違反して押し付けられた「日本国憲法」こ

そ、WGIPが考えた日本人洗脳の道具としては最高傑作だと思います。

「報道規制」 三十項目の三番目にあるような言論統制下、主権を持た

ない国会議員に採択させた「日本国憲法」に合法性はありません。

「日本国憲法」にノーベル賞をなどと言う人の頭の中はどうなってい

るのでしょう。 もうブラックジョークの域です。

自民党は、「憲法改正」を唱えていますが、「改正」という命題設定

は、何か実務的に不便なことを解消しようと言う矮小化された目的の

ものに見えます。ここは、非合法憲法を廃棄する、という基本から論

じないと、「九条堅持論」などに出る幕を与えてしまいます。また、

何のために改憲するのかという方向に議論が行ってしまい、 国民的盛

り上がりを欠き、失敗に終わることを危惧します。「現行憲法は国際

法違反か」という原理原則の議論から始めるべきと考えます。

(114p)

   

「日本国憲法」を守ろうとするのも、WGIPの影響でしょうか。

改正ではなくて、廃棄。う〜ん、でもここまで考えるのはなかなか

ハードルが高いと思います。

日本国憲法を維持している日本をノーベル賞に申請することが、

かつてあったようです。

2014年。

その申請に批判している文章を載せます。

JP press 世界に恥を晒した「憲法9条ノーベル平和賞」申請

日本国憲法が必ずしも優れたものではないようです。

外国には、もっと現実的に戦争放棄を謳っている憲法が

あるようです。

井の中の蛙にならないようにしないといけません。

  

   

WGIPは大変手が込んだ精妙な計画ではありますが、日本人は、あま

りにも見事に引っかかりました。未だにWGIPの効果は続いているの

は、日本人側に以下の要因があったからです。

①事実や実態を知らずに悪意ある他人の宣伝を簡単に信じてしまった

り、 非現実的な理想論に走ったりする日本人の性格があります。 「

振り込め詐欺」もこの型の一つでしょう。

②外国人の考え方や振る舞い、法(特に国際法)を知らないため、間違

った考え方に誘導される。

③一旦、東京裁判史観=自虐思想を刷り込まれると、それが先入観と

なり、思考停止して誤った判断をする。

④外交や軍事に関する国際標準を知らず、それが原因で、誤った考え

に陥る。

農耕民族の日本人は状況対処型で、狩猟民族の欧米人や中国人は状況

作為型 (自分に好ましい状況を作り出そうとする)だという説がありま

す。つまり、日本人は相手の土俵に引っ張り込まれやすいと言うこと

です。

さらに、中国人やアメリカ人は、あまりに堂々と嘘をつくので、まじめ

な日本は、つい本当だと思ってしまうということがあると思います。堂

々と嘘をつくこと、そして嘘を百遍でも繰り返すことによって、嘘が本

当になるのです。だから、国際的な場ではフランス人のように、何でも

いいから、まずノンと言うほうが安全なのです。

(115〜116p)

   

状況を見極めるのは、難しいことだと思います。

動画で、さまざまな政治的YouTuberを見始めたことで、

テレビを見て鵜呑みにしていたことが、

待てよというふうに感じられるようになりました。

世の中は難しいと思います。

騙されずに、正しい道を進むには、

いろいろな人の意見を耳にするという地道なことを

していかなくてはならないんだなと思う最近です。

  

続く

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楽餓鬼

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