メタセコイアは日本人が命名した木でした/三木茂
今日は令和5年12月3日。
最近、チャンネル登録した「いきもの自然探訪」
勉強になります。
例えば、この動画。
YouTube: 夜になると、近所の公園に不思議なやつが現れます。
この動画の1分あたりから、メタセコイアの説明が出てきます。
メタセコイアは化石として発見されたこと。
現在には存在しないと思われていたが、
中国のある場所にあることが分かった。
それで人気が出て、世界に広まった。
そんな内容でした。
それは面白い。
詳しく知りたいと思いました。
このサイトから引用します。
昭和16年(1941)に植物学者・三木茂博士がセコイアとされていた植
物化石を研究し、葉の特徴などからセコイアとの違いを発見し、「あ
との」「変わった」という意味の「メタ」をつけて「メタセコイア」
と命名し、発表しました。
メタセコイアは、ヒノキ科の落葉針葉樹。日本名はアケボノスギ。
中生代(約2億5,217万年前~約6,600万年前)から生きている植物。
日本をはじめ、北半球の各地で化石として発見されています。
日本人が命名したと考えていいのかな。
すごいぞ日本人。
化石としてしか存在しないと思われましたが・・・・
昭和21年(1946)、中国四川省で水松(スイショウ、スギの一種)と考
えられていた大木が、原生の(生きている、昔のままの)メタセコイア
であることが確認されました。
その後、日本に苗木を譲り受け、ブームになって全国の公園や学校にも
植えられて、八王子市では東京都立大学東門(裏門)などで見られます。
ドラマチックなことがあったのですね。
動画がきっかけで知ることができました。
ちなみに、三木茂博士は、生きたメタセコイアを見ることができたのかな。
調べていたら、驚きのサイトに行きつきました。
CAMPFIRE メタセコイア発見者 三木茂博士の生涯を追うドキュメンタリードラマの制作
何と、三木茂さんのドキュメンタリードラマが制作されるそうです。
この秋に撮影開始。
来年春には上映会があるようです。
タイムリーに調べることができました。
三木茂さんの故郷は、香川県三木町。
1974年までご存命なので、
生きたメタセコイアと出合っていることでしょう。
三木茂さんに注目するようになりました。
こうやって知識が広がっていくのが楽しい。
次の記事で、滋賀県高島町のメタセコイア並木を
見てきたことを書きます。
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