「がんもどき」はなぜ「がんもどき」?
今日は令和5年12月18日。
前記事で紹介した
「おでんおんせんにいく」(中川ひろたか作/長谷川義史絵/
佼成出版社/2004年)
には、がんもどきが登場します。
がんもどきが、主に何からできているかは、
結構難しい問題だと思います。
私も作ったことがないので、自信がないです。
答えは豆腐です。
本当に豆腐なのか。
実際に作っている動画でチェックしました。
YouTube: プロの本格がんもどきの作り方【下処理から揚げ方まで】
実際に豆腐を使っています。
豆腐をこうやって使うことを誰かが考えたんですよね。
気になるのは「がんもどき」という名前。
不思議な名前です。
このサイトには、次のように書いてありました。
味が雁に似ているのでこの名が付いたとされる。
そうなの。
「もどき」は「似て非なるもの」の意味。
雁の肉の味に似せたのかな。
雁の肉の味が思い出せないので、なんとも言えません。
このサイトの方が詳しかったです。
がんもどきは、元々は肉の代用品として考案された精進料理でした。
その名前については諸説あって、カモ目の鳥類「雁(がん)」の肉に似
せた「もどき料理」であることから、「がんもどき」という料理名と
なっただとか。鳥類の肉のすり身を丸めた料理「丸(がん)」に似せ
て作ったからなどがあります。
「丸(がん)」説も、なるほどと思います。
肉の代用品として考案された経緯からも有力ですね。
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