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2023年8月 7日 (月)

自主防災会 酸素欠乏症/一呼吸で失神することがある

    

今日は令和5年8月7日。

  

昨日は町内会自主防災会の消火班講習会がありました。

私もスタッフにひとりなので参加しました。

  

勉強になりました。

  

火災が起こった時に、初期消火を行いますが、

その時にいろいろな危険があるということです。

いくつかある危険のうち、ビックリだったのは、

「一呼吸で失神することがある」でした。

酸素が極めて少ない空気を吸った場合は、

一呼吸で失神してしまうことがあるというのです。

火災が起こっている現場では、燃えることで酸素が使われて、

酸素濃度が薄い空気になっている可能性があります。

そこに入っていく時に要注意なのです。

  

家に帰ってから調べました。

酸素濃度が薄い空気を吸って、酸欠になることを

酸素欠乏症と言います。

sooki 酸素欠乏症の危険性|原因と対策方法も解説

このサイトによると、空気の酸素濃度によって症状が次のようになるそうです。

Img_1572

ふだんの空気は、酸素濃度21%くらい。

その中で私たちは快適に暮らしていますが、

この濃度が少し下がっただけで、いろいろな症状が出ます。

特に6%以下では、吸っただけで失神。

最悪、死に至ってしまいます。

怖いのは、濃度の薄い空気を1回吸っただけで失神だということ。

すぐにふつうの空気を吸えば回復するものではないのです。

体に酸素濃度の低い空気を入れてはいけないのです。

いやああ、びっくりです。

  

だから二次災害が起こるのです。

酸素欠乏症とは?酸欠の症状や危険性について詳しく解説!

ここに書いてある文章を引用します。

  

空気は目に見えなく、そして臭いもないので、酸欠状態になっているか

判断ができないことが多々あります。

それに誰かが酸欠で倒れた場合、迅速に救命活動をしようとして駆け寄

ってしまいがちです。

そして救助に入った人も酸素欠乏空気を吸ってしまい、酸欠で倒れてし

まいます。

このようにして、二次災害が起こってしまうのです。

  

なるほど、このような二次災害のニュースを見たことがあります。

昨日の自主防災会リーダーの説明でも、次のように言っていました。

  

「息を止めている間は生きていられるが、呼吸したら死ぬ」という覚悟で、

助け出す必要があります。

  

これを知っているか知らないかは大きな違いです。

勉強になりました。

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