「28歳フリーターが総理大臣と選挙で戦ってみた」を読む
今日は令和5年5月19日。
この本を読みました。
「28歳フリーターが総理大臣と選挙で戦ってみた」
(眞邊明人著/角川書店)
この本を読むきっかけは、この動画です。
YouTube: 28歳政治系ユーチューバーが政界に殴り込みをかける小説『28歳フリーターが総理大臣と総選挙で戦ってみた』
主人公は、政治系ユーチューバーの若者。
政治系ユーチューバーを最近よく見ている身としては、
気になった小説でした。
政治のどろくささ、いいと思ってもすぐにできない
しがらみみたいなところが政治の実態なのかなと思いました。
ただ、ちょっと政治系ユーチューバーの種類が違いました。
私が見ている政治系ユーチューバーは、
日々流れているニュースを解説してくれていて、
そうかこういう見方もあるんだなと視点を与えてくれる人たちです。
資料も使って、具体的でした。
小説の中のユーチューバーは、もっと抽象的でした。
資料は使わずに、独りよがりの説を発表している感じでした。
私が期待したのは、ふだん見ている政治系ユーチューバーが、
政治の世界に入ったらどうなるんだろうというところでした。
正論を言っていると感じるユーチューバーが、
政治の本場で活躍できるのか、です。
それは描かれていなかったかな。
最後にどんでん返しもあって、面白く読んだ小説です。
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