「かんがい用の水車」「鍛冶」がイメージできるのか?
今日は令和5年3月1日。
歴史の教科書は時々厄介です。
現在室町幕府の農業商工業を教えていますが、
「かんがい用の水車」とさらりと書いています。
これは困る。
生徒たちはイメージができるのだろうか。
水車というと多くの人がこんなイメージではないだろうか。
水車小屋に設置された水車。
しかし、これは水車の力を使って、
小屋の中で穀粉、製材、織物生産、金属加工をするパターンです。
これはかんがい用ではありません。
かんがい用に水車はどのような場合に使うのか。
そのヒントになる映像がありました。
YouTube: 心を癒す”昔ながら”の水車の音 田植えシーズン到来を告げる 60年以上続く水張り【岡山・津山市】 (22/06/01 18:02)
この映像を見るとわかりますが、
低い位置にある水を上に上げるポンプ代わりの
水車です。
教科書にあった「かんがい用の水車」とは
こういうのを指すと思いました。
こんなの教科書を読んだだけではわからないよ。
手工業で「刀や農具を造る鍛冶・鋳物業なども盛んになった」と
書いてありました。
「鍛冶」「鋳物業」が生徒にイメージできるのか?
生徒のノートに、「鬼滅の刃」で「刀鍛冶の里編」という話が
近々スタートすると書いてありました。
調べました。
YouTube: テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編 第2弾PV 2023年4月9日放送開始
4月9日からテレビ放映されるようです。
このPVの中に一瞬鍛冶の仕事が映りました。
どうやらこのアニメを見たら、鍛冶の仕事はわかるかな。
しかしかねがね疑問に思っていたのは、
なぜ鉄の塊が、日本刀のような長細いものになるのか?
叩いて伸ばすだけであんな見事な刀になるのか?
これも動画に頼りたいです。
YouTube: 日本刀ができるまで。日本刀に美を施す刀鍛冶と弟子たち。
2週間前の映像です。
これを見ると、塊だった鉄が、次第に細長くなり、
刀の形になっていくのがわかります。
日本刀を作るのはたいへんだと思いました。
「鍛冶」がイメージできたとしても、
「鋳物」はどうか?
次の投稿で書きます。
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