ロシュ社/さいしょに病気とたたかう薬は、検査薬だ。
今日は令和4年12月27日。
またまた地理の教科書からの引用です。
ヨーロッパの学習をしている時に、
この文章で立ち止まりました。
(ヨーロッパの産業は)1980年代以降は自動車産業やコンピュ
ーター、航空機、医薬品などのハイテク産業が大きく成長しました。
(「新しい社会 地理」東京書籍 83p)
私が立ち止まったのは「医薬品」です。
ヨーロッパの医薬品というのは、具体的にどんなものなんだと思い、
調べました。
その結果、世界一の医薬品メーカーが
ヨーロッパにあることを知りました。
ロシュ社です。
スイスのメーカーです。
最新の情報によると、アメリカのファイザー社が首位を奪還し、
ロシュ社は2位になったそうです。
コロナワクチンによる売り上げ増が大きな理由です。
ロシュ社について調べてみると、
各種検査薬の分野が得意なようです。
生徒にいまいち伝えにくいと思い、
授業ではスルーしてしまいました。
授業では扱いませんでしたが、
ロシュ社のCMは印象に残るものでした。
そしたら、2日前、Yahoo!のトップ画面に、
ロシュ社のCMが登場。再会しました。
これがそのCMです。
YouTube: In-vitro Diagnostics is the first drug to fight diseases | Roche DIA Japan
確率の話です。
初恋の人と結婚する確率 1%
野球場でホームランボールをつかむ確率 0.026%
四つ葉のクローバーを見つけられる確率 0.01%
都内でタヌキに出会う確率 0.001%
隕石が直撃する確率 0.0004%
あなたが産まれてきた確率 0.00000000000007%
ここまで希少なパターンを並べておいて、
次にドーンと確率の高いものを持ってきます。
男性65.0%!
もうほとんどの人がなると考えてしまいます。
CMは続きます。
「さいしょに病気とたたかう薬は、検査薬だ。」
これがロシュ社のモットーではないでしょうか。
検査薬によって、早期にガンが発見できれば・・・
というわけです。
「検査薬で世界をリードするロシュ・ダイアグノスティックス」
接種することで、病気が治る薬に比べて、地味かもしれませんが、
病気を見つける検査薬も大事な薬だと思います。
授業ではスルーしてしまったけど、
いつか使える知識として、ここに置いておこうと思います。
最後にもうひとつ。
このCMも検査薬の役割を擬人化したものです。
YouTube: 検査薬はささえる、病気の前も後もずっと | フルバージョン | ロシュ・ダイアグノスティックス
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