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2022年10月11日 (火)

27年ぶりの衝撃曲「グラン・ボヤージュ」

    

今日は令和4年10月11日。

  

待ちに待ったものが、今日届きました。

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「映像の世紀バタフライエフェクト」オリジナルサウンドトラック

  

本当は9月はじめに届いて、9月の生活のBGMにする予定でした。

ところが販売日が1ヶ月以上遅くなり、今日届いたのです。

今晩は、このアルバムを聴きまくっています。

一番のお気に入りは、何と言っても番組の冒頭で奏でられる曲です。

アルバムを見て、その曲名を知りました。

「グラン・ボヤージュ」

アルバムでも、最初の曲です。

そりゃそうでしょ、番組「映像の世紀バタフライエフェクト」の

テーマソングです。

  

この曲をYouTubeで聴くことができます。


YouTube: 加古隆「グラン・ボヤージュ」『映像の世紀バタフライエフェクト』より

この映像に添えられていた文章を見て驚きました。

  

2022/07/16 サントラがまだ出ないので、

本編の音声から耳コピで弾いてみました。

  

そんなことができる人がいるんですね。

私とは次元が違う方です。

この方のおかげで、「グラン・ボヤージュ」を味わうことができます。

  

ライナーノーツに、

「グラン・ボヤージュ」に関する文章がありました。

印象に残ったので、ここに書き写します。

番組プロデューサーの寺園慎一さんの文章です。

文中の「加古さん」は、もちろん作曲家・ピアニストの

加古隆さんです。

  

NHKのスタジオで、「グラン・ボヤージュ」と「風のリフレイン」、

2曲の録音を追えたあとに加古さんにインタビューをさせていただい

た時のことである。こちらとしてはやはり型どおりに「この曲にどん

な思いを込めましたか」と質問すると、加古さんはこう答えてくれた。

「グラン・ボヤージュのメロディーが見つかった時に、大海原を航海

する帆船のイメージが浮かんだんです」。

少々大げさだけれども、私はこの答えに、世界を見る目が変わった気

がした。「メロディーを作る」のではなく、「メロディーを見つける」。

その瞬間、世界には、宇宙には、まだ誰にも発見されていない無数の

メロディーが、静かに行儀よく並んで数百年、数千年の時を待ち続け

る映像が浮かんだ。何だかすてきな光景だと思いませんか。この世界

には、日々無限の営みがあり、それに寄り添うためのテーマソングが

出番を今か今かと待ち続けている・・・。「映像の世紀バタフライエ

フェクト」という番組がいつか生まれる運命であることを知り、それ

に備えて、ずっと待ち続けていた曲。それが加古さんによって発見さ

れ、「グラン・ボヤージュ」と名付けられ、この世界に送り出された。

そう考えると、制作者である私たちにとってたまらなく愛おしく、大

切な曲となった。

この「映像の世紀バタフライエフェクト」は、誰かのささやかな営み

が、さまざまな連鎖を巻き起こし、時空を越えて世界を変えるという

ストーリーを語っていきたいと始めたものである。加古さんが、グラ

ン・ボヤージュのメロディーを見つけたように、私たちも、どこかで

発見されるのを待っている、美しい物語を探していきたい。

  

1995年に番組「映像の世紀」が始まった時に、

曲「パリは燃えているか」は衝撃の曲でした。

その時、加古隆さんは、「パリは燃えているか」の

メロディーを見つけていたのですね。

それから27年。

また私は、加古さんが見つけた新しいメロディーに

魅了されています。

  

ちなみに9月19日に台風で中止になった

映像の世紀コンサートは、

11月13日に行われることになりました。

それまでの日々をこのアルバムと一緒に過ごそう。決めた。

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