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2022年9月26日 (月)

新旧の「映像の世紀」シリーズ

    

今日は令和4年9月26日

  

今晩も見るであろう「映像の世紀バタフライエフェクト」

今晩は、ルーズベルト対リンドバーク。

アメリカの第2次世界大戦への参戦を巡っての激論とのこと。

楽しみです。

  

今日の朝日新聞朝刊では、

番組「映像の世紀」のことが書いてありました。

 

引用しながら、思ったことを書いていきたいです。

  

膨大な映像から激動の近現代を描き出すNHKの「映像の世紀」。

4月から放送中のシリーズ「バタフライエフェクト」(総合、月曜

午後10時)は、1995年放送開始の「初代」とは構成も素材も

様変わりした。看板ドキュメンタリーは、時代とともにどう変わっ

てきたのか。

  

大きく変わったと思います。

それがとても面白い。

  

初代や2015年からの「新・映像の世紀」は、19世紀末から現

代までを年代順にたどる「通史」。対して16年からの「映像の世

紀プレミアム」や「バタフライエフェクト」は「難民」「スターリ

ンとプーチン」といった様々な視点を毎回軸にする「テーマ史」の

構成だ。制作を指揮する寺園慎一エグゼクティブ・ディレクターは、

「現在の視聴者に分かりやすく見てもらうためには、ある程度のス

トーリーテーリングも必要」と語る。

  

初代の「映像の世紀」は、頻繁に授業で使いました。

確かに「通史」であって、数分ごとに話が変わっていく感じでした。

現在の「バタフライエフェクト」は最初からラストまで、

一つの話がつながっていく感じで、ドラマチックです。

特に、7月4日の「RBG 最強と呼ばれた女性判事 女性たち

百年のリレー」は素晴らしかったです。

近年亡くなったアメリカの判事

ルース・ベイダー・ギンズバーグ(RBG)が誕生したのは、

女性による地位向上の活動の

100年のリレーがあったからだと証明してくれました。

ここでも道草 毎週月曜日「映像の世紀バタフライエフェクト」が楽しい(2022年7月4日投稿)

テーマごとに考えることができる教材を、

「バタフライエフェクト」は提供してくれていると思います。

  

「映像の世紀」は歴史教育の教材に用いられる機会も多い。折しも

高校教育では今年度から、世界史と日本史を合わせて学ぶ、「歴史

総合」が必修化された。テーマ史を軸に、生徒の自発的な思考を促

すことが求められている。

歴史教育に詳しい北村さん(神戸学院大准教授 ドイツ現代史)は、

近年の歴史教育では、歴史を学ぶことが知識を得るという「ゴール」

ではなく、思考材料を提供する「出発点」になったと指摘する。「

いわば『歴史を教える』から『歴史で教える』への移行。バタフラ

イエフェクトの試みは教材としての有用性も高い」

  

なるほど。「バタフライエフェクト」の構成は、

現代の考え方にマッチした考え方なのだと思いました。

初代の制作者の言葉も印象に残りました。

  

米ABCとの共同取材で作られた「初代」の制作統括を務めた河本

哲也さん(79)は「歴史好き以外にも展覧会のように見てもらえ

るような番組」を目指したという。専門家の解説映像は「禁じ手」、

映像のない密室政治の場面はあえて省略するなど、思いきった手法

で斬新な番組を作った。作品性や主体性を重視するベテラン制作者

からは「絵合わせだ」「ただの紙芝居だ」と批判されたが「紙芝居

でいいんです」と言い返したという。

近現代アジアのメディア史に詳しい貴志俊彦・京都大教授は「旧来

の歴史ものとは違い、白黒映像がリアルで新鮮に感じられた」と当

時の衝撃を振り返る。

  

まさに衝撃でした。

映像が音楽とともに、自分の前に次々に現れ、

その時代の雰囲気が伝わってきた覚えがあります。

映像を積み重ねて、時代を表現しようという試みは

十分達成できたと思います。

だから初代は初代でとっても良かったのです。

  

私にはやりたいことがあります。

「新・映像の世紀」「映像の世紀プレミアム」は、

録画してあるけど、あまり見ていないのです。

当時は小学校勤務で、特別支援教育をやっていて、

社会科教師としての自分はとても薄かったです。

他の勉強・仕事に時間を割いていて、

「映像の世紀」からは遠ざかっていました。

そのたまった「映像の世紀」を見ることがやりたいことです。

  

でも今晩は「映像の世紀バタフライエフェクト」の最新版を見ます。

あと5分で始まります。

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