「べっぴん」の語源
今日は令和4年8月20日。
今年の5月8日に放映された
「神田伯山のスクープ!語源ハンター 其の弐」
で、地元愛知県が取り上げられました。
それも隣の豊橋市。
☝ 調べたい言葉は「べっぴん」
☝ 1894年の「風俗画報」によると・・・・
☝ 豊橋にあったうなぎ屋のキャッチコピーである
「頗る別品(すこぶるべっぴん)」が流行したことが語源の
可能性が高し。
☝ そのうなぎ屋の名前が「織清(おりせい)」
現在は織清はないが、流れをくんだ店が現在もあるとのこと。
☝ それは「うなぎの丸よ」
☝ 現在の女将の中山裕子さん。
☝ 織清から店を引き継いだのが、初代中山要吉さん。
☝ 皮を上に向けてお出しするのは、日本唯一とのこと。
近くだし、食べに行くのもいいなと思いましたが・・・
☝ この値段にびっくり。
☝ 焼く前に蒸す工程を入れるのは関東風だそうです。
☝ 関東風の一番西にある店なのだそうです。
☝ 代々受け継がれてきたタレは、戦時中は疎開していたそうです。
☝ うなぎ屋さんで、古い新聞のコピーを見せてもらいます。
☝ コピーのため読みずらいです。
「若い画家をつれて、札木のうなぎや「織清(おりせい)」に
足を運んだものです。織清のうなぎが美味だというので小華先
生は『すこぶるべっぴん』と名付けていた位です。」
つまり、「頗る別品」というキャッチコピーを考えたのは小華先生。
小華先生とは?
☝ 画家の渡辺小華。お父さんは有名人。
☝ 渡辺崋山でした。
結論は、ここにある通り。
「頗る別品」が有名になって、それが女性を褒める言葉にもなり、
「べっぴん(別嬪)」が生まれたというわけです。
今回も勉強になりました。
食べに行くことは難しいけど、店は確認してみたいね。
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