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2022年7月22日 (金)

「ゴールデンカムイ」5巻 シャチは「レブンカムイ」と呼ばれていた

    

今日は令和4年7月22日。

   

前記事に引き続き、

マンガ「ゴールデンカムイ」5巻より。

   

5巻41話には、突然シャチが登場します。

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浜辺で主人公杉元と囚人辺見が格闘している時に、

シャチが大きな口を開けて、辺見を持ちさってしまったのです。

  

先の日曜日の晩、「ダーウィンが来た!」で、

イルカを襲うシャチを見たばかりでした。

大きな巨体なシャチですが、

すばしっこいイルカに、何度も体当たりをして弱らせ、

餌食にしていました。

シャチのフットワークの良さを見たばかりだったので、

辺見を持ちさってしまったのは納得です。

  

アイヌの少女が、シャチを見て叫びました。

「レブンカムイだ!!」

  

「レブンカムイ(沖にいる神)」が人を襲うなんて。

本当はクジラを追ってこの時期集まって来る」

「私たちはシャチに追われて浜に打ち上がった

『寄りクジラ』も食べる。

だからシャチは山のような肉を届けてくれる神として

イソヤンケタル(獲物を浜に上げる神)、

イコイキカムイ(それ”クジラ”をいじめる神)とも呼んでいる。」

(第41話)

  

よく調べているなと思います。

杉元は、悪戦苦闘して、シャチから辺見の死体を取り戻します。

シャチは結局、浜辺に打ち上げられます。

そのシャチの肉を竜田揚げにして、みんなで食べます。

このマンガの著者は、料理にも詳しいみたいで、

そのレシピまで描いています。

クジラの竜田揚げを思い出しながら、読みました。

  

アイヌの少女アシリバは、

シャチの背筋(はいきん)をもらいます。

なぜか。

弓の弦にするそうです。

クジラの背筋を乾かして叩き、細く裂いて作った弦は、

湿気や乾燥で伸びたり縮んだりしないそうです。

「レブンカムイのなら、もっと強い弓になるはずだ」

(第42話)

  

知的好奇心をくすぐるマンガです。

夏休み期間中に、何巻まで読めるかな。

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