ギザのピラミッドの頂上は低くなっている
今日は令和4年6月28日。
歴史の教科書を見たら、
エジプトのギザの三大ピラミッドの写真が載っていて、
説明に次のように書かれていました。
紀元前2500年ごろに造られ、最大のものは、完成時の高さが
約147m(現在は約139m)ありました。
(22p 「新しい社会 歴史」東京書籍)
なぜ現在は低いのだろうと疑問に思いました。
☝ このサイトで答えを見つけました。
ギザ第一のクフ王(古王国時代)ピラミッドは、四角垂の均整のとれ
た真正ピラミッドといわれるかたちをしている。底辺の一辺は
232m、高さは138m、傾斜角度51度50分35秒、BC2550年頃に
建造されたとみられている。頂上部分は崩れてしまい建設当初より
9mくらい低くなっていて実際には147mの高さだという。頂上に
は塔が立ててありそれが当初の高さをあらわしている。
なるほどです。
実際にエジプトに行けない人間は、グーグルアースで出かけます。
グーグルアースの映像で見ると、
確かにギザの大ピラミッドの頂上部は、
三角錐のように尖っていなくて崩れたように見えます。
頂上に立っているという塔は、映っていませんでした。
でもきっと塔が写った写真があるはずと思って探しました。
見つけました。
※いい歩きドットnet 世界文化遺産 メンフィスとその墓地遺跡 ”ギザの大ピラミッド(クフ王のピラミッド)” を訪れる(1)
このサイトに載っていたこの写真です。☟
拡大します。
こんな塔が立っていました。
さらにネットでは次のような写真もありました。
※gigazine 古代エジプトの謎の象徴「ピラミッド」を登頂できた時代の貴重な写真集
現在は登ることができないピラミッドですが、
かつては登ることができました。
1900年の写真と思われます。
塔が写っています。
教科書の記述をきっかけに道草してしまいました。
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