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2021年8月10日 (火)

番画〈354〉〈356〉:YouTuberは活気ある 海底原人ラゴン 藤野高明さんを知る!

     

今日は令和3年8月10日。

   

番画です。

   

〈354〉フィッシャーズ

【+1 FES 2nd STAGE】 超人気YouTuberたちとスポーツ対決したら誰が勝つの!?
YouTube: 【+1 FES 2nd STAGE】 超人気YouTuberたちとスポーツ対決したら誰が勝つの!?

 

〇YouTuberの人たちが本当に活気があるなと思います。

 フィッシャーズを見続けることで、

 私の知らない世界に触れることができていると思います。

    

 

〈355〉「ウルトラQ 4kリマスター版 20 海底原人ラゴン」

  (2021年8月9日放映)

 

〇島が海中に没していく特撮がよかった。

〇卵を取り返しに来たラゴン。

 最後に卵から孵化したミニラゴンがかわいかった。

  

  

〈356〉「文字の獲得は光の獲得でした 

  両目と両手を失って教師になる」(2021年8月9日放映)

 

〇この番組が生まれる前に、この動画があった。☟


YouTube: [ハートネットTV] 不発弾で両目と両手を失って教師になる | NHK

  今日現在で416万回以上の視聴がある。

 私はこの動画を知らずに、この番組に出合った。

 この番組はこの動画(5分間)を含む、

 30分間に拡大したものだった。

〇藤野高明さん。1938年生まれの83歳。福岡県出身。

 次の文章も参考になる。15分ほどで読めるかな。

 第37回NHK障害福祉賞 最優秀「人と時代に恵まれて」(藤野高明)

〇番組でもこの上記の文章から引用したものを、

 ナレーターの人が語っている。

   

〇昭和21年、小学校2年生の時に不発弾が爆発して

 藤野さんは両目と両手を失った。5歳の弟は即死だった。

〇盲学校に入学希望を出したが、両手がないので点字が読めないこと、

 按摩もできないということで、入学を断られる。

〇13年間藤野さんは不就学状態となる。

 目の手術を5回。でも見えるようにはならず。

 そんな時、看護婦さんが読んでくれた

 「いのちの初夜」(北条民雄著)で、

 唇で点字を読むことができることを知る。

〇「継続は力でした。何度も何度も試みているうちに、ざらざらの中に

 いくつかの文字を読み取りました。そしてその文字のかたまりが

 言葉になり、文章になって理解できるようになりました」

〇上唇の中央付近で点字を読み取る。

〇「文字の獲得は光の獲得でした。

 私は光を失った自らの世界に、ひとすじの光が

 差し込んでくるのを感じました」

 藤野さんはむさぼるように点字を読み、勉強をしました。

〇20歳で大阪市立盲学校の中学部2年生に入学できた。

 学校の楽しさを知る。

 世界史の授業が面白かった。

 社会科の先生になりたい。

 盲学校の先生になりたいと思うようになる。

〇妹が読みたい本があると点訳をしてくれた。

〇点字で受験して受けられる大学がなかった。

〇それでも26歳で日本大学通信教育学部に入学。

 しかし、東京に行ってスクーリングを受けることが難しかった。

 大学からは「(福岡に)帰りなさい」と言われる。

 それを救ったのが同じ学年の人たち。

 順番に藤野さんの面倒を見ることになる。

 「藤野さん、帰らんでいいや」と言ってもらう。

〇5年半かけて卒業する。懸命に勉強した。

〇教職員試験。本採用にならない。非常勤講師。

〇「本採用というホームベースに達するためには、

 たとえ振り逃げでも、デッドボールでも、なんでもいいから、

 一塁ベースに出たいと思いました。」

〇1973年 本採用される 34歳。

〇立命館大学で将来先生になる生徒たちの前で語る藤野さん。

 「一流の先生というのは、しっかり勉強している、よくわかっている、

 たんなる物知りではないんですよ。

 歴史がちゃんと見えている、それにちゃんと伝えられる、

 一緒に勉強できる、生徒に寄り添える、

 そんないい先生になりたいと思った。

 だから目が見えないのに、手がないのに、ようやってはるな―

 と言われるのは、褒めことばではなかった。」

〇番組の最後で藤野さんが言う。

 「一番伝えたかったのは、自分一人で生きようとしない。

 大いに助けてくれる人には助けてもらって、

 助けてもらうことはちっとも恥ずかしいことではないし、

 うんと助けてもらって、うんとしっかり勉強して、

 しっかり生きれば、助けてくれた人に、それだけで

 それはお返しになる。

 どんな状況の中でも、諦めないで、人生を捨てない。生きてほしい。

 それを伝えたかったんですね。

  

   

日頃、暇さえあればテレビ番組や動画(あわせて番画)を見ているけど、

こういういい番画に出合うから止められない。

同じ社会科教師。

そう言えば、大石又七さんとやり取りがあった方も社会科教師。

みんな願ってなった社会科教師。

私もやりたくてなった社会科教師。

退職までは社会科教師をやることが保障されているいい身分。

退職まで頑張ろうと思わせてくれた番画です。

  

藤野さんのように学ぶことを大事にしよう。 

  

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