番画〈286〉:映画「北の零年」を観た
今日は令和3年6月20日。
番画です。
映画「北の零年」を観ました。
〈286〉映画「北の零年」(2005年)
(アマゾンプライムビデオで視聴)
〇北海道の開拓の話は、いろいろ小説を読んだので関心高い。
いつかは観たいと思っていた映画。やっと実行。
〇徳島藩の分裂のため北海道に移住することになった武士団。
「殿」を出迎えるためにお屋敷を作り、
せっせと開墾するシーンは良かった。
〇「殿」をついに出迎えることになったが、
廃藩置県で藩は消滅。
その時の「殿」を含めての武士団たちの戸惑いは
良く表現できていたと思う。
〇吉永小百合演じる志乃と娘の多恵が、
消息を絶った渡辺謙演じる英明に会いに行こうとして、
雪の中を遅々として歩くシーンは熱演だった。
〇イナゴの大群に襲われるシーンは、
小説を読んでイメージしたものに映像は遠く及ばず、
ここらが映像の限界かと感じた。
絶望感は出せていなかった。
ここで絶望感が出ていたら、
ラストシーンで元武士団が立ち上がるのに説得力があったと思う。
〇小説を読んで、読んだ人が頭にイメージすることは、
偉大だとあらためてこの映画を観て思った。
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