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2020年11月23日 (月)

この1週間の気持ちは波乱万丈でした

   

今日は令和2年11月23日。

  

今回は、私のうつ病について書きます。

今晩、心療内科に通院します。

ほぼ毎週月曜日に通院しています。

前回の通院からの1週間は、

私の心はうつ病によって波乱万丈でした。

  

先週の月曜日の晩からおかしかったです。

火曜日の1・2時間目の授業の内容が決まらない。

後で思えば、そんなことでと思われそうですが、

その時には、頭の中ではその問題が膨れ上がって、

緊張・自戒・焦り・不安・絶望等の気持ちになります。

火曜日の朝はそれでも出勤。

しかし、1・2時間目に、生徒の前に立つ姿が全くイメージできず。

同僚の先生に、「今日、調子が悪いので、帰っていいですか」

と唐突な問いを発していました。

その先生が「いいですよ」と言ってくれたので、

校長先生、教頭先生に申し出て、年休をいただいて、

登校してくる生徒たちを横目で見ながら、いそいそ帰宅しました。

  

そして水曜日も休みました。

火曜日・水曜日ともに、お腹の辺りにド~ンとした鈍痛があり、

動けません。

心臓は確実に拍を増やしているだろうなと感じます。

高橋優の「RUN」の歌詞の「身体が悲鳴を上げてるか?」が

思い浮かびます。

身体が悲鳴を上げているなと思います。

出血したり、腫れたり、曲がるはずもない方向に曲がっていたら、

傍目に大変だと思ってもらえるでしょうが、

うつ病は、見かけには身体の変化はありません。

顔の表情がこわばるくらいでしょうか。苦笑いがやっとです。

どんな格好しているときが楽なのかわからず、

座ったり、寝転んだり、また座り込んだり。

そののたうちまわる姿を見て、

奥さんが「もう(仕事を)辞めてもいいに」とつぶやきました。

傍目にも大変さが伝わったようです。

  

  

木曜・金曜日と頑張り、出勤しましたが、

火曜・水曜日の苦しみの最中に思った「次の3月に辞めよう」

「定年まで残り1年4カ月は無理」気持ちで過ごしました。

 

金曜日の晩に、心療内科の薬が1袋足りないことに気がつきました。

月・火・水・木曜日のどこかで、2袋飲んでしまった可能性大です。

さあ大変です。

仕方がないので、1袋を2つに分けて、

金・土曜日の晩に飲むことにしました。

  

土曜日は調子がよかったです。

奥さんと話していて「やっぱり定年までできる」気持ちになっていました。

1日前には「無理」と思ったことが、

できると思っているのです。本当ですよ。

ところが、地獄(オーバー?)その後に来ました。

  

土曜日の晩に、薬を半分にしたものを飲んで寝ました。

この薬には気分を楽にして睡眠にいざなう効果もあります。

でも2晩連続で半分だったためか、睡眠に至りません。

 

結局、一睡もできずに日曜日の朝を迎えました。

一睡もしないなんて、20年ぶりぐらいでしょうか。

ふらふらなのですが、午前中蒲団に入っても睡眠に至りません。

「何やっているんだ」「寝ないと体がどうかなっちゃうぞ」

自戒攻めです。

結局、日中は蒲団が敷いてありましたが、睡眠には至りませんでした。

例によって、お腹にはド~ンと鈍痛があり、

心臓は必要以上に動いている感じ。

急に心臓が止まってしまって、

これでジエンドになってしまうのではとも不安になります。

気晴らしの読書も、読めなくなりました。

食事も減らしてもらってやっと食べられました。

(3連休の中日であることが幸いでした。

そうでなかったら、焦りの気持ちが

抜き差しならない状況になったと想像します。)

  

次の3月どころか、3連休明けの11月24日でさえ、

学校に行けないぞと思いました。

こんなに病と闘い、十分苦しんでいるのだから、

もう働くのを許してよみたいな気持ちになりました。

  

晩まで、ほぼ蒲団の上で過ごしました。

大相撲を見て、優勝決定戦での貴景勝の潔い闘いぶりに感動しましたが、

その感動の気持ちも、大きな不安な気持ちが覆いかぶさってきて、

すぐに消えてしまいました。

   

心療内科の薬は、もう1袋残っています。

頼みの1袋です。

いつもは晩の9時過ぎに飲んでいます。

寝る前に飲む薬だからです。

しかし、昨晩はあまりに不調だったので、その状態から抜け出したくて、

(抜け出せないかもしれないけど)、午後7時45分に薬を飲みました。 

  

  

粉と錠剤の混じった薬です。

これを水で飲みます。

食道を通って胃袋に行き、

その後どのようにして身体に効いてくるのだろう。

脳みそに効果が出るには時間がかかるだろうなと思いました。

 

でも効果は予想を上回る早さで効いてきました。

午後8時からのドラマ「麒麟がくる」を見始めたときは不調で、

しかめっ面して、薄目で画面を見ていましたが、

15分くらいして、「楽になって来たぞ」と思ったのです。

薬を飲んでたった30分。

不安・焦り・自戒の気持ちがなくなってきたのです。

ドラマを目をしっかり開いて見ることができてきたのです。

焦りがなくなった証拠に、9時からのドラマも見てしまいました。

9時からは寝ないといけないと思っていたのにです。

ドラマを見ながら、手元にある雑事も片づけました。

苦しい時は、封筒一つ開封するのも億劫でしたが、

さっさと片付けました。

この気持ちの変化に、自分自身が驚きです。

そして10時には就寝。すぐ睡眠に入れました。

  

そして今日、月曜日、勤労感謝の日。

朝4時には起きて活動を始めました。

朝家事。父親の介護。期末テストづくり。読書。買い物。

練乳のアイスを食べて、人生ゲームをネットで注文。

どんどん動きました。そしてまだ午前中。

「昨日と全然違う」と娘。

「飛ばし過ぎないように」と奥さん。

今は「定年まで残り1年4カ月余りを頑張る」自信があります。

嘘みたいでしょ。

自分でも、この1週間の心の動きはめまぐるしいと思います。

  

これがうつ病なのだと、

何度もなっているのにあらためて思いました。

  

この1週間の心の動きは、これからの自分の参考になると思いました。

薬はすごく効果があること。

ちょっとしたことで、心は変るので、

早急な決断はしないこと。

諦めないこと。

  

 

やっぱり高橋優の「RUN」はいい。

ここでも道草 今の自分を励ましてくれる歌「RUN」(2020年11月14日投稿)

こんな自分の人生も格好よく思わせてくれる曲です。 

    

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