「還暦からの底力」① この労働慣行は、独特のものなんだ
今日は令和2年10月26日。
明日にはきっとこの本を読み終えると思います。
「還暦からの底力 歴史・人・旅に学ぶ生き方」
(出口治明著/講談社現代新書)
59歳がいかにも読みそうな本でしょ。
まだ読み終えていないこの本からの引用。
老後の資金を貯めようという発想は、定年という戦後のガラパゴス
的な労働慣行に原因があります。日本の一括採用、終身雇用、年功
序列、定年というワンセットの労働慣行は、戦後の高度成長で人口
が急増した社会だからこそ成立した独特のものです。
世界に目を向けるとアメリカや連合王国(イギリス)をはじめ、ほ
とんどの国では定年がありません。なぜなら人間が大人になるとい
うことは、自分の食い扶持は自分で得るということです。だから人
間は一生働くのが自然の姿であり、実は働き続けることによっての
み健康寿命も延びるのです。
(29p)
そうなんだ。
どっぷり漬かっている労働慣行は、独特のものなんだ。
定年は大きな転機になると思います。
働くとしても、やったことのないことを
してみたいなあと今は思っています。
新しいことに挑戦する機会にしたいです。
今晩はここまで。
いつまでも若いと思っていましたが早還暦と言った印象です。
最近読む本のタイトルの何割かは「定年○○」となりました。
投稿: ハマコウ | 2020年10月29日 (木) 04:50
コメントをありがとうございます。
定年は人生の一区切りにはなりそうです。
自分も「定年○○」本を読みたくなる年になりました。
投稿: いっぱい道草 | 2020年10月29日 (木) 21:22