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2020年9月20日 (日)

読みたい本7冊/「クレシェンドで進め」他

 

今日は令和2年9月20日。

 

日々大変な日々が続きますが、

9月も下旬に差しかかっていました。

楽しいこともたいへんなことも、

いつかは終わります。

月日は否応なく流れます。

  

昨日の新聞は収穫多し。

「読みたい本」とたくさん出合いました。

いずれは図書館で借りるか、購入するためにここに書き留めます。

  

2020年9月19日朝日新聞より。

  

「クレシェンドで進め」

(宇仁田ゆみ著/白泉社)

 

書評抜粋:

(前略)多少の問題は発生するが、それを解決する高校生たちの柔

軟さと聡明さが美しい。誰もがお互いを認め合い尊重し合う。フェ

アで優しく、空気を読むのではなく気持ちを汲む。高校生にしては

人間ができすぎとも思うが、年相応にバカなところもあってホッと

する。(中略)

 驚くべきことは、クラス39人をきちんと描き分け、全員が画面

に登場する点。主要キャラだけでも十数人いるのに、それを自在に

動かす作者の技に脱帽だ。(後略)(南信長)

  

作者の技が見たくなりました。

 

  

「私の箱子(シャンズ)」

(一青妙/ひととたえ ちくま文庫)

  

書評引用:

 日本統治下の台湾で生まれ、終戦により突然「台湾人」になった

亡父・顔恵民(イエンフェイミン)の生涯を追うエッセイ。台湾と

日本、二つの祖国に揺れる家族の姿を、娘の視点から描く。著者の

妹は歌手の一青窈。(山田航)

  

日本統治下の台湾には関心あり。そして一青窈の妹の作品というの

が読みたいと思った理由ですね。

 

 

「七人の侍」ロケ地の謎を探る

(高田雅彦著/アルファベータブックス) 

 

書評抜粋:

(前略)ラストのすさまじい雨のシーンは大蔵のオープンセットで

撮影。水車小屋のあの物凄い火事のシーンは映画を超えた現実だ。

熱風でやけどを負った土屋嘉男さんは後に、「殺されると思った」

と僕に語った。助監督の堀川弘通さんは「死人が出てもいいんです

か」と黒澤さんに迫った。(横尾忠則)

  

この本を読んで、再び映画「七人の侍」を見てみたくなりました。

  

  

 

「東條英機 『独裁者』を演じた男」

(一ノ瀬俊也著/文春新書)

  

書評抜粋:

(前略)陸軍統制派を主導した永田鉄山の影響で東條が早い時期か

ら総力戦思想を学んでいたことに注目する。これからの戦争の勝敗

は飛行機や自動車の生産力に大きく左右されることを理解し、国民

の積極的な戦争協力なくして総力戦を勝ち抜けないことを深く認識

していた。(中略)

 東條は、陸軍の権益の維持拡大という組織の倫理に照らせば合理

的な軍人であった。問題は、局所的な合理性が大局的には非合理に

陥る点にある。(後略)

  

先日、永田鉄山に関する本を読みました。そうなると、次は東条英

機ですね。戦争が始まる直前、そして戦争時の勉強を進めたい。

  

   

 

「アインシュタインの戦争 相対論はいかにして国家主義に打ち克ったか」

(マシュー・スタンレー著/水谷淳訳/新潮社)

  

書評抜粋:

(前略)特にアインシュタインを英雄視することなく、科学者とし

ての姿のみならず、その私生活をも赤裸々に描いている点に驚かさ

れる。(後略)

  

いろいろ「てんこ盛り」されているそうです。

ちょっと好奇心をくすぐられました。

ただ本の値段が高い。4180円。

おそらく図書館で借りることになるでしょう。

    

  

  

「六十代と七十代 心と体の整え方」

(和田秀樹著/バジリコ株式会社)

  

50歳になった時に、和田秀樹さんの本が参考になりました。

ここでも道草 「『がまん』するから老化する」からたっぷり引用(2011年4月10日投稿)

60歳目前の今、同じように10年を過ごした和田さんの本を

参考にしたいと思いました。

 

  

 

「感染症の日本史」

(磯田道史著/文春新書)

  

「天然痘の大流行が奈良の大仏をつくった?」

「「原敬日記』が克明に綴るパンデミックと政局」

「志賀直哉が残したインフルエンザ小説」等々

読んでみたくなる内容です。

  

 

以上7冊。

気長に手に入れて読んでいきたい。

  

「読みたい本」で検索すればこの記事に行き当たるように、

タイトルに「読みたい本」を入れます。

  

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