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2020年8月 1日 (土)

「時(とき)」の疑問 解決篇

  

今日は令和2年8月1日。

  

前記事の続きです。

 

「時(とき)」に関する疑問。

なぜ十二時が「九つ」なのか?

なぜ「九つ、八つ、七つ・・・」と数が減っていくのか?

なぜ「四つ」という中途半端なのか?

  

調べました。

ここが参考になりました。

Yahoo!知恵袋 江戸時代の、時と暦。 なぜ四つから九つまでだけですか・・

  

引用します。

  

問い:江戸時代の、時と暦。なぜ四つから九つまでだけですか。

 

回答: 細かいようですが……。

   >四つから九つまでだけですか。

   “九つ”を起点として、“九つから四つまで”です。

   増えるのではなくて、一つずつ減っていきます。

   日の出から日の入りまで(昼)を六等分、

   日の入りから日の出まで(夜)を六等分します。

   おっしゃるとおり、季節で昼夜の長さが変わるので

   「一刻の長さ」は変化します。『不定時法』ですね。

   暁九つ、暁八つ、暁七つ、明け六つ、朝五つ、朝四つ、

   昼九つ、昼八つ、昼七つ、暮れ六つ、夜五つ、夜四つ

   ……になります。

   昼は明け六つに始まり、夜は暮六つに始まります

  『お八つ(八つ時)』などの語源はこの方法になります。

   また、落語の「ときうどん」や「ときそば」のオチに

   絡んでくるのもこれですね。

  「九は最大の陽の数(縁起の良い数字)なので、

   これを基準とした」という説を読んだことがあります。

   一見すると“数が減っている”ように見えますが、

   陰陽道に照らすと“数が増えている”のだそうです。

   実際には「9の倍数」を示しているのだそうですが、

   そのままだと時を知らせる為の鐘を叩くのが大変なので、

   省略して一の位の数字だけを打ったのだ……

   ということらしいです。

   つまり、「9×1=9:九つ」、「9×2=18:八つ」、

  「9×3=27:七つ」、「9×4=36:六つ」、

  「9×5=45:五つ」、「9×6=54:四つ」ということです。

   鐘を叩く際に「これから時を知らせる」ことを気付かせる為に、

   まず「捨鐘」を打ったのだそうです。

   捨鐘は3回打つのだそうで、これと区別する意味も

   あったのかもしれません。

   捨鐘と、“時を知らせる鐘”とでは叩き方(叩く長さ)を変えて、

   聞いた人が区別できるようにしていたとの事でした。

   昼を六等分、夜を六等分しますので、

   一日は十二に分けられます。

  (夜については五等分する方法もあるようです)

   これに干支を当てはめた表現もあり、更に一刻を四等分したり、

   三等分したりもしたようです。 

  『正午』や『丑の刻(丑三つ時)』などの語源は

   これらの方法になります。

   現在の感覚でいくと「○時」というのは

   一瞬の“時刻”を意味しますが、

   かつての場合は“時間帯”のことを示していたようです。

   ですから、ひとくちに「七つ」や「羊の刻」と言っても、

   約2時間程度の“幅、遊び”があったということだそうです。

   また、『定時法』がなかった訳ではなく、

   知識や時計などを用いることができる場(“天文方”等の公的な場)

   では用いられていたそうです。


   私の説明はつたないので、ウィキペディアもご覧ください(^_^;)

   ウィキペディア【時刻】
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E5%88%BB


  「暦」については四つや九つと言った表現は見た事がないのですが……。

   私が知らないだけかもしれませんが、

   これは「時」についてだけではないでしょうか? 

   

  

解決しました。

私の予想は外れました。

9の倍数が起源だったとは!

想像をはるかに超えた事実(説)でした。

コメント

9の倍数が起源だと教えていただきありがとうございます。

>「一刻の長さ」は変化します。『不定時法』ですね。
昼の長さに応じて、一刻の長さが変わることは、人間の体に合っているようにも感じます。

明治に入って、皆驚いたことでしょうね。

ビックリの「9の倍数」でした。
まだまだ知らないことが身の回りにあります。
コメントをありがとうございます。
今は「七つ」時です。
今日は午後から年休です。

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