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2020年5月 5日 (火)

「アナザーストーリーズ 東海村臨界事故」③ だれ一人、大内さんのようにしてはならん

  

今日は令和2年5月5日。

  

前記事に引き続き、

2019年12月3日放映の「アナザーストーリーズ 

東海村臨界事故 終わらない闘い」より。

  

〇2011年3月の東日本最震災。

 その時に起こった福島第一原発爆発事故。

 原子炉を冷却するために、ハイパーレスキュー隊による

 注水作業が行われることになった。

 そこに、大内さんの治療にあたっていた医師山口芳裕さんがいた。

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〇山口さんは、東海村臨界事故の治療の後、アメリカに留学。

 最先端の被爆治療を身につけていた。

〇福島では、レスキュー隊の被爆管理を担当。

 隊員たちが大量の被爆をしないように奔走した。

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〇聞き書き

 

山口:あの若者たちをだれ一人、大内さんのようにしてはならん

   という思いは、とても強く頭に浮かびました。

ナレーター:しかし、隊員たちは、自分の健康を心配して

   活動を制限したら、被災地に来た意味がないと

   山口と激しく衝突した。

山口:彼らは「命を捨ててきた」と言うけれども、

   ちゃんと生きて帰るんです。生きて帰った後、

   それから長い長い人生が待っている。

   私はともかくJCO(東海村)のイメージがあるので、

   絶対に被曝させたくない。

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ナレーター:隊員たちは皆、健康への影響が確認されている線量を

   上回ることなく、無事に任務を終えた。

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目に見えない放射線が、人体にどのように影響を与えるのかが、

よくわかった番組でした。

生徒に見せたい番組がまたひとつ増えました。

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