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2020年4月 7日 (火)

5万ー3万=2万円 姉から弟へお小遣い

 

今日は令和2年4月7日。

  

娘と息子の話。

 

昨日息子(弟)が帰ってきて、第1報が、

アルバイト先の焼き肉店が1カ月休業しちゃったとのこと。

系列店でコロナウイルス感染者が出たためだそうです。

お金を貯めておくことが苦手な息子は、

相当ショックを受けておりました。

「お金がない」「困った」

「政府給付の30万円がほしい」

「30万円はもらい過ぎだから、せめて5万円を」

などと、うなりながらのたまわっていました。

 

息子とは違って、娘(姉)はバイトのお金は貯めておくタイプ。

夕食の時に、娘に対して、

「5万円貸してあげればいいじゃん」

「利子をとって返してもらったら」

「500円ぐらいの利子だな・・・」

と私が言いかけたら、娘から「3万円返してくれればいいよ」と

ぼそっとつぶやきました。

「3万円でいいの?」と耳を疑い、驚き、そして家族で大笑い。

 

  

息子が「それじゃあ、2万円でいいよ」と言ってきました。

冗談のような話でしたが、娘は実行しました。

2万円を弟にプレゼントしたのです。

弟は「マジ?」と驚いて、2万円を受け取りました。

  

高校生時代をピークに、ひきこもり気味で、

常に自信なげに過ごしていた娘です。

そんな姉を、弟は「情けない」「姉とは思いたくない」的な

発言がしていました。

しかし、大学生・専門学生と進学するうちに、

娘に変化が出てきました。

学校には毎日行くようになり、

それも自転車で20分以上、風の日も(雨の日は電車・送り)

颯爽と通っています。

バイトも、スーパーに勤めはじめ、レジの仕事もしています。

高校生の時を思うと、信じられない姿です。

たくましくなってきました。

 

そして今回、窮状の弟に小遣いを渡す展開。

弟も、姉を認めざるを得ない雰囲気になりつつあります。

 

私としては、今回の娘と息子のやり取りは、

とてもうれしいことでした。

前記事で書いたように、真面目に、そして善意で生きていたら、

足もとに「幸せ」のベースができてくると思います。

今回は、娘の行為が、家族のベースを補強してくれました。

   

 

 

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