「ボクの自学ノート」⑤/日本とスウェーデンの比較
今日は令和元年12月1日。
前記事の続きで、5月1日・11月30日に放映された
「ボクの自学ノート~7年間の小さな大冒険~」を
読み物化していきます。
明日佳君の「自学ノート」を読まされている、いや失礼、
読んでいる人たちの声を拾ってみました。
吉田さんは、明日佳君の探究心に感動していました。
メーテル(吉田):本当にこういうことをしてるんだ!
自学ノートを見て、実際の明日佳君の行動を見たら、
こう思うんですよね。
吉田さんは、明日佳君に出会う前から、明日佳君のことを知っていて、
初対面で「梅田くん!」と声をかけました。
明日佳君、ビックリです。
岡林さんは、教師としては考えさせられる発言をしています。
岡林:彼(明日佳君)の長所、これ(自学ノート)、すごいと
思うんですよね。
私、スウェーデンの方でずっと、うちの息子が10才から
25才まで。私自身は13年間、スウェーデンにいて、
子どもの教育を見てきたんです。
スウェーデンの人口って、900万人くらいしかいないんですよ。
日本と比べて、15分の1とかくらいしかいないんですけど、
いろんな分野で優秀ですよね。
これ何が違うのかと言うと、やっぱり「個を伸ばす」という
考えだと思いますね。
たとえば、明日佳君がやっている自学ノート。これをもっと
伸ばしていこうという教育をスウェーデンはやると思うんですね。
ところが、日本の場合は、どうしても、個々を大切に
するんじゃなくて、アウトプットとして、全員が同じになるように
教育をしているような気がします。
それぞれの子らしさを見つけるのを手伝って、伸ばしてあげたいなとは
思います。
そのためには、教師も生徒も忙しいかな。
教師も自分らしさを出せずに、
周りに合わせようとするので精一杯だったかも。
私は病気になって長く休み、社会的な信用を失ったかもしれません。
「あいつはつぶれやすい」なんてね。
でも休んで立ちどまって、少し自分らしさを出せるようになった気がします。
今晩はここまで!
また明日。
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