「がんサバイバー」さんたちの「伝えたいこと」
今日は令和元年12月23日。
前記事に引き続いて、「がんサバイバー」さんたちの
インタビューを紹介していきます。
LAVENDER RINGのHPで見ることができます。
YouTube: LAVENDER RING INTERVIEW 4 白石美穂
白石さんの「伝えたいこと」を聞き書きします。
必ず出口があると思います。
出口がなくても、トンネルの中を通っていても、
必ず出口があるって信じていれば、
その道を進めると思います。辛くても。
私も落ち込んだりとか痛みに負けてしまって
何も出来ないわって日もたくさんありますし、
いつもいつも元気なわけじゃないんですけれど、
進まないと前には行けないので。
やっぱり人って、私もそうだったんですけど、
弱いけど強いなって、すごく思っていて、
必ず皆さんショックを受けて、でも現実受け止めて
また次に行けるじゃないですか。
通院とかしてると思いますけど、
これだけの皆さん頑張ってらっしゃるんだなと思うと、
私も頑張らなきゃと思うんですけど、
すごく強いですよね。前に行ける力って。
何にでも応用できることだと思います。
辛いことがあっても、いつかは終わるのです。
出口があるのです。
YouTube: LAVENDER RING INTERVIEW 19 栗原紀久代
栗原さんの「伝えたいこと」を聞き書きします。
悩んでも悩みすぎない。短いスパンで悩む。
悩むのはちょっとだけにしてもらって。
悩むのはしょうがないから。人間だから。
でもそれだけにしてもらって次にまた進む。
切り替えることが大切かなって。
悩むのはしょうがない。でも短いスパンで悩む。
いい教えです。
YouTube: LAVENDER RING INTERVIEW 12 西口洋平
西口さんの「伝えたいこと」を聞き書きします。
がんっていう病気は、嫌でも死というものをイメージする
病気なんですね。
そこを意識した時に、さっき仕事の話もしましたが、
考え方が変わる。
でもそれって、がんにならなくてその考え方になったとしたら、
そっちの方が凄くいいと思うんですよね。
自分の気持ちに気づくというか、
そういうことって別にがんにならなくっても、
実は出来ることだと思ってて、
健康体で、寿命も長くて、そういうことにもし気づいて、
行動に移せる ということになれば、すごい良いことだと
思うんですよね。
それが今がんになっていない人たちに伝えられるとしたら、
病気のこと云々というよりも、自分がやりたいこと、
当然命にはリミットがある。
それが10年か20年か30年かわかりませんけど、
その中でやりたい事を行動する、
ということが大事なんじゃないかな。
がんになってから気づくことは、
がんにならなくても気づけるのでは。
それをがんになった人から提案してくれました。
日常の些細なことも、すごく大切な事なんだとか、
やりたいことは後回しにしないでやるべきなんだとか、
自分は周囲にどんな貢献ができるかとか・・・・
がんにならなくたって、自分の考え方を変えることができると
信じたい。人生を充実させることができると思う。
将来、それにがんが加わるかもしれません。
その時には「そうか、ついに来たか」と軽く受け入れられるような
生き方をしていきたいと思います。難しいなあ。
皆さんもがんサバイバーの皆さんの声を聞いてみてください。
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