「ボクの自学ノート」①ノートが彼をいろいろなところに導いた
今日は令和元年11月30日。
5月1日に放映され、今晩も放映される
「ボクの自学ノート~7年間の小さな大冒険~」を
読み物化していきます。
番組冒頭は、リリー・フランキーさんのこの言葉から
始まります。
リリー・フランキー:コラムニストとしてもかなり上質だと思うし、
研究者としても真摯だと思う。
最後のアナログの子ども。
最相葉月:この世代にも好きなことを取材して書く子がいるんだなあ。
希有な作品。
メーテル?:このノートが彼をいろいろなところに導いた。
ただの少年のノートではない。
誰のことを言っているかというと・・・
2018年度大賞を受賞した梅田明日佳君です。
明日佳君は、「自学ノート」を小学校3年生からやっています。
どんなノートなのかを、本人が説明しています。
明日佳:プラモの箱だらけの本棚の一角に、貼り付けたもので
大きくふくらんだ「自学ノート」のコーナーがある。
「自学」とは、自分でテーマを見つけ学ぶこと、と言うと
エラそうだが、単に「好きなことをして『学んだ』と言っていい」
ということだ。
明日佳君はこうも言います。
明日佳:このノートをきっかけに、思ってもみなかった場所に行け、
普通なら会えない人と話せた。
こうして、番組は始まります。
明日佳君の「自学ノート」と私の「ここでも道草」がだぶります。
やっていることが一緒だと思い、随所で共感した番組でした。
メーテル(正体はまた後日紹介)が言ったことが特に印象深いです。
後に書いていきますが、人とコミュニケーションをとるのが苦手な
明日佳君が、自分の趣味で作った「自学ノート」のおかげで、
積極的にいろいろな人とかかわっていくのです。
つづく
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