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2019年10月17日 (木)

本が読めなかったので、落語「船徳」を聴く

今日は令和元年10月17日。

   

地元の図書館の日程です。

13日(日)14日(月祝)閉館

15日(火)開館

16日(水)17日(木)18日(金)閉館

19日(土)20日(日)開館

 

前投稿にも書きましたが、

予約してあった本を13日に借りに行きましたが、

日曜日だったのに閉館日でした。

15日に借りに行こうとしましたが、

閉館時間の18時までに用事が済まなくて、

借りることができませんでした。

残念。

読みたい本が読めなかったので、落語を聴きました。

  

最初に9月16日放映の「落語ディーパー

~東出・一之輔の噺(はなし)のはなし~

『舩徳』」(30分間)を見て、

船徳」という話の事前勉強をしておいてから、

次の動画で古今亭志ん朝(1938~2001)の

船徳」(33分間)を聴きました。


YouTube: 古今亭志ん朝  船 徳

充実の1時間余でした。

 

落語ディーパー」でどんな事前勉強をしたかを

大雑把にまとめます。

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まずはあらすじ。☟

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見習い中の若旦那が、船をこぎ出して大暴れ。

そんなストーリーです。

 

難しい言葉が出てきました。

「四万六千日」

次のように説明してくれました。

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 「暑い中、汗をかいて、ほこりをかぶって、

人間の安倍川餅みたいになってしまうというくすり」という説明が

ありました。

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なるほど、ほこりもかぶるから、安倍川餅なんだと理解しました。

気になったのは「くすり」という言葉。

調べました。

これは「くすぐり」と同じだと思います。

コトバンク 落語の用語

「くすぐり」=落語のなかで演者が用いるギャグ。笑わせる部分。

  

実際に演じた人たちの映像が、ダイジェスト版で見ることができました。

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「鯉昇」師匠の読み方を知りませんでした。「りしょう」でした。

「船徳」の中で出てくる用語を教えてくれました。☟

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スタジオの会話の中で、「ニン」という言葉が出てきました。

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ニンによって、「船徳」の若旦那が合う人と合わない人がいると

言う話でした。こういう用語を知るのも楽しい。

  

舟遊びというと、「〇〇下り」のようなイメージをいだいてしまいますが、

落語の「船徳」の情景は、こんな感じだそうです。☟

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扇子をつかって、落語家は棹や櫓を動かしているように見せます。

その所作が見所のひとつだそうです。

からだも大きく動かすので、筋肉痛になるそうです。☟

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小柳枝師匠は、櫓をこぐシーンで、扇子から音を発していました。

  

この方も演じています。☟

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用語説明。☟

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用語説明。☟ 上の志ん朝師匠の動画には出てきません。

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「船徳」の中で、主人公の若旦那が出てこなくて、

若い船頭たちが、親方に、聞かれもしないのに

悪さを白状するシーンがあります。

そのシーンがいいのだそうです。

船宿って、こういう所なんだ、親方がいて、

女将さんがいて、女中さんがいて、若い船頭がいっぱいいることが

理解できるシーンだそうです。

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危なっかしい若旦那が、どんな人たちに囲まれ、愛されていたかも

わかるのです。

  

  

以上の事前勉強をして、志ん朝師匠の落語を聴いたら、

すごく楽しめましたよ。

  

  

 

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