北海道開拓を決めた先祖伝来の前飾り
今日は令和元年8月21日。
前投稿に引き続き、 2017年12月8日放映の
「歴史秘話ヒストリア北の大地に夢をひらけ!
お殿様の北海道開拓使」より。
印象深かったシーンを、読み物化します。
ナレーター:宮城県亘理(わたり)町。伊達邦成(くにしげ)の
領地だった場所です。仙台伊達家の一門として、
2万4000石もの石高がありました。
その亘理伊達家に代々伝えられた黒い甲冑(かっちゅう)。
あの伊達政宗の腹心で邦成の先祖、伊達成実(しげざね)の
ものです。
印象的な兜の前飾り。何だかふさふさしています。
実は、この飾りに、邦成や代々の当主が大切にした
ある決意が込められていました。
この前飾りが何を模したもので、どのような意味(決意)が
込められていると思いますか。
私は何か動物の尻尾なのかなと予想しましたが、
皆さんはどう思いますか。
真実は、私の予想外なものでした。
北海道に家臣ともども移住することを決断した邦成。
そのシーンで、前飾りの真実が語られました。
ナレーター:大きな決断をした邦成。
後押ししたのは、何と先祖伝来の兜。ふさふさも前飾りです。
実はこれ、毛虫を模したもの。
当時毛虫は、前進しても決して退かないことの象徴でした。
ピンチの時こそ、前進あるのみ。
邦成は、先祖から受け継ぐ心構えを胸に刻み、
北海道開拓を決意しました。
驚きでした。
当時は、毛虫をそう見ていたんだ!
以上で「歴史秘話ヒストリア北の大地に夢をひらけ!
お殿様の北海道開拓使」の読み物化完了。
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