「新美の巨人たち 仁和寺・観音障壁画」 33体の観音様と物語
今日は令和元年8月31日。
京都の仁和寺は縁があったお寺です。
ドラマ「遺留捜査」でのロケ地探しで「御室仁和寺駅」を知り、
仁和寺を知って、実際に行ってきました。
その仁和寺に関係する番組を見ました。
8月17日放映の「新美の巨人たち 仁和寺 観音障壁画」です。
今、仁和寺では、滅多に見ることができないものを
見ることができるそうです。
御室仁和寺駅に行くにはこの電車です。☟
夏休み期間中・・・つまり今日まで? 明日まで?
嵐電(らんでん)の車外も車内も観音様づくしだそうです。
中づり広告までが、観音様の手になっています。☝ ☟
☝ 案内人は、とよた真帆さんでした。
現在、仁和寺では、「観音堂 特別公開」が行われています。
5月に始まり、11月24日(日)まで。
観音堂は、僧侶の修行の場であるために、
建設されてから今まで、僧侶しか入れない建物でした。
373年たっての一般公開です。
番組では、公開中の観音堂の「観音障壁画」を紹介してくれました。
応仁の乱で焼失した観音堂が再建されたのは、
江戸時代のはじめです。
ご本尊の千手観音像。☟
この千手観音像を包むように、壁画が描かれています。
縦3メートル、長さ15メートルの壁画の上段には、
33体の様々な観音様が描かれています。
そして下段には、観音様にまつわる物語が描かれています。
たとえば、この一組。☟
下段に描かれているのは、
まさに処刑されようとしている人の姿です。
しかし、なぜか刀が折れて処刑できません。
処刑されている人が、「観音様、助けてください」と
お願いしていて、上段の観音様がその願いをかなえているのです。
たとえば、この一組。☟
下段は、悪人に崖から落とされている人の図です。
しかし、信ずるものは救われる。
上段の観音様が、落ちてくる人を助けようと、
手を差し伸べています。
このように、一組一組、観音様と物語がセットになっているのです。
番組では、この2セットしか紹介されませんでした。
実際に行って、それぞれの観音様と物語を見たくなりました。
次の記事でもう少し書きます。
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