「ハワイ島が赤く染まった日」/溶岩トンネル
今日は令和元年8月4日。
☝ 7月13日に放映された番組「ハワイ島が赤く染まった日」を
見ました。読み物化します。
昨年の5月にハワイのキラウエア山とその付近の噴火があって、
そのニュースを見ました。
昨年の6月に噴火したグアテマラのフエゴ山のニュースとともに、
授業で生徒に紹介をした覚えがあります。
ハワイの噴火でどのようなことが起こっていたのかを、
教えてくれた番組でした。
ハワイ島の地下には写真のようなトンネルが、
縦横無尽に走っているそうです。
「溶岩トンネル」と呼ばれます。
溶岩が通った後のトンネルです。
ハワイの溶岩はとても高温なので、
冷えて固まらず流れて移動するのです。
この中を高温の溶岩が流れることを想像すると、
溶岩と戦うつもりはないけど、太刀打ちできない、
できるわけがないレベルだと思います。
高い圧力をもった溶岩は、岩盤を切り裂いて進む
刃(やいば)のようだと番組では表現していました。
トンネル内を進む溶岩は、人が歩くほどの速さだったそうです。
最初に溶岩が噴火して流れ出したのは、昨年の5月3日。
キラウエア山から東にあるレイラニ・エステーツと
呼ばれる街中でした。
キラウエア山も5月17日に噴火しました。☟
心配されていた火砕流は起こりませんでした。
溶岩を噴き出している火口は、ほぼ一直線に並んでいます。
地下にはまっすぐに圧力の高い溶岩が
流れていることがよくわかりました。
流れきってしまえば、ここにも溶岩トンネルがいずれ形成されるのでしょう。
つづく
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