お茶碗/ご飯を入れるのになぜ”茶”がつくのか?
今日は令和元年7月5日。
前投稿に引き続き、
昨年の9月23日放映の「ネーミングバラエティー
日本人のおなまえっ!」より。
次はこんな疑問。
これまたなぜ今まで疑問に思わなかったんだという疑問。
ゲストの榊原郁恵さんの疑問です。
司会の古館伊知郎さんがこう言っています。☟
調べた結果をここに書き留めておこうと思います。
☝ お茶碗は、元々は高価なお茶を飲む道具でした。
庶民には手に届かないものでした。
☝ ご飯を食べるお椀は、もともとは木でできていましたが、
磁器、陶器で作られるようになってきました。
有田焼などの高価なものもありましたが、
だんだん技術が普及してきて大量生産されるようになりました。
こうなると、売る方も必死になって売ろうとします。
その時に、お茶碗のように磁器・陶器で作られていることから、
「お茶碗さま」と言いながら売ったそうです。
その呼び名が普及して、ご飯のお碗のことを
「お茶碗さま」「お茶碗」になっていきました。☟
榊原郁恵さんが、最初のお茶碗を見た人は、
どうやって使うんだと思ったんじゃないかと発言。
古館さんが、きっと露天商の人たちが得意気に
説明したと思いますよと言って、
いきなり古館さんが口上を述べました。
聞き書きします。
今まではこうやって木製でやってましたよ、みなさん。
普通に食べてたんだ。ご飯を入れて。
ところが、こういうものが庶民に手が届くようになって、
陶器・磁器が生まれてきて、「お茶碗さま」で
ご飯食べてごらんなさい。最高の味だ、これが。
だまされたと思って、買ってけドロボー!
いきなりスラスラ言えちゃうんだから、
さすが古館さんです。
漢字まで変えた?
もともとあった「飯椀(めしわん)」「汁椀(しるわん)」
という漢字を変えてしまったのです。
榊原郁恵さん、ビックリ。
「飯椀」が「飯碗」になったのです。
以上です。書き留めました。
なるほどと思ったことをこうやって書き留める、
読み物化することは、やっぱりいいなと思います。
達成感があります。
知識が、自分の血や肉になったと思います。
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