京都市の「路地」「小路」「辻子」
今日は令和元年6月12日。
4月18日放映のドラマ「科捜研の女」の一場面です。
キミヤーズ塾に通うようになって、
京都市に行くことが多くなりました。
京都市についていろいろ感じることがありますが、
この写真のように、細い道が多いなあと思います。
ただ細いだけでなく、景色に歴史を感じます。
そんな京都市の細い道に興味があったので、
3月5日放映の「京都ぶらり歴史探訪 歩いて楽しむ路地7選」を
録画して見ました。
この番組の冒頭で、ナビゲーターの中村芝翫(しかん)さんが
次のように話していました。
聞き書きです。
芝翫:京都の町は、碁盤の目と言われるように、
通りが縦と横に整然と並んでいます。
そこから少し入ると、入り組んだ路地(ろうじ)や
小路(こうじ)がたくさんあります。
そして、そんな道を歩くと、それぞれの町の魅力を
色濃く感じることができるんです。
今回は、そんな路地や小路を歩く旅に出かけてみましょう。
「路地」を「ろじ」と読みたくなりますが、
「ろうじ」と言っています。
「小路」はあまり目にしない熟語です。
読むなら「こみち」と読むかな、
でも「小道」だよなと思いました。
「こうじ」という読み方に驚きです。
でも「小路」が「大路」の対義語だと知ったら、
少々納得しました。
「朱雀大路」は「すざくおおじ」であり、
「おおじ」の対義語は、やはり「こうじ」でしょう。
細い道は全て「小路」のようです。
「路地(ろうじ)」は、もう少し調べました。
京都路地散歩には次のように書いてありました。
京都に多い路地、読み方は「ろじ」の他に「ろうじ」、
「ろーじ」とも読みます。
芝翫さんの言い方は「ろーじ」でしたね。
京都の突抜・辻子・図子・路地(ろうじ) - Alleys in Kyoto
↑ このサイトからも引用します。
家と家の間に通じた細い道のうち、
次の通りまで突き抜けているものを辻子(図子)、
行き止まりになりコの字型に家が並び、
通りの入口に家の数だけ表札が掛けられている所を
路地(ろうじ)と呼ぶ。
「辻子」「図子」は「ずし」と読むそうです。
でも、だんだんわかってきましたよ。
行き止まりになる小路が「路地」なんですね。
疑問は「通りの入口に家の数だけ表札が掛けられている所」です。
イメージができません。
でも調べればわかるものです。
次のサイトに、写真がありました。
このサイトに行って、上から11枚目の写真を見ると、
「通りの入口に家の数だけ表札が掛けられている所」が
理解できます。
::追記::上のサイトの管理者さんから許可をいただいたので、
写真を転載します。(6月15日記)
今度、京都市に行ったら、見てみたいです。
今晩はここまで。
次の投稿では「京都ぶらり歴史探訪」のことを
もっと書きたいです。
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