生徒から借りた冊子で、田畑政治さんを知る
今日は令和元年5月6日。
生徒が連休前に「読んでみて」と言って、
貸してくれた冊子です。
どうやって手に入れたのか、浜松市のPRブックです。
大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」のもう一人の
主人公、田畑政治(まさじ)さんのことが、よくわかる本でした。
今年の大河ドラマが始まるまで、金栗四三さんのことも
知りませんでしたが、田畑さんについても知りませんでした。
「TAKE FREE」であることをいいことに、
気になるページを写真に撮ってみました。
ここに田畑さんの生涯のあらましが書いてありました。
これを読んだだけでもビックリ。
水泳とオリンピックに捧げた人生だったのですね。
1936年のベルリンオリンピックで、
田畑さん率いる日本水泳チームは世界一になります。
1940年の東京オリンピック誘致にも貢献。
戦後初の1948年ロンドンオリンピックに、
敗戦国日本は参加できないと知ると、
日本でオリンピック同日に日本選手権を開催。
オリンピックを上回る記録を出しました。
痛快な話です。
そして、翌年にはアメリカ・ロサンゼルスに乗り込んで
全米水上選手権大会に参加。
古橋廣之進をはじめとする日本選手の大活躍で、
全米と世界に大きな衝撃を与え、
戦争で疲弊した日本国民に自信と誇りを取り戻させました。
大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」でこのようなことも
扱われることでしょう。
いやはや、やはり大河ドラマ的な内容があると思います。
ドラマチックな話です。
そして1964年の東京へのオリンピック誘致。
大河ドラマの後半も楽しみになってきました。
冊子の中にあった写真。
金栗四三(1891年~1983年)
田畑政治(1898年~1984年)
7歳違いでした。
この冊子は明日生徒に返します。
勉強になったぞ。
昨晩の大河ドラマ「いだてん」も面白かった。
ベルリンオリンピック中止で、落ち込んだ金栗四三。
でも立ち直って、次のことを始める回でした。
「駅伝」という言葉が生まれ、
京都~東京間の駅伝が行われました。
愉快な話でした。
元気をもらう大河ドラマです。
お疲れ様です
十連休を利用して、ようやく「いだてん」のたまりまくっていた録画を消費しました。
これでネタバレを気にせずに授業がのぞけますf(^ー^;
投稿: かとうひろや | 2019年5月 6日 (月) 19:24
「いだてん」は魅力ある教材です。
社会科の授業でどう生かすか?
日本の伝統競技になっている駅伝誕生秘話。
おもしろかった。
昨晩の放送だったら、
第1次世界大戦で中止になったベルリン大会。
出場できなかった金栗四三が考えた駅伝。
駅伝は今も行われ、日本の伝統になっている。
そんな授業ができます。
戦争が起こす波紋。
箱根駅伝など今ではあたりまえの駅伝にも
このような出発点がある。
そのようなことを知らせることができます。
その他、田畑さんの話を知ったら、
授業での使い道はどんどん増えそうな予感。
そうだ、明日の朝は管理当番です。頑張ろう!
投稿: いっぱい道草 | 2019年5月 6日 (月) 21:41