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2019年3月13日 (水)

青函トンネルとゴッタルドベーストンネルのこと

 

今日は3月13日。

  

前投稿の続き。

映画「海峡」(1982年)は青函トンネルのことを

扱っていました。

青函トンネルの主な年譜をWikipediaより抜粋。

 

1954年(昭和29年)9月26日:

青函航路(青函連絡船)洞爺丸事故が発生。

青函トンネル建設計画が本格的に浮上

1961年(昭和36年)3月23日:

建設開始。

1983年(昭和58年)1月27日:

先進導坑貫通

1985年(昭和60年)3月10日:

本坑全貫通

1987年(昭和62年)11月 青函トンネル完成

1988年(昭和63年)3月13日:

海峡線 中小国 - 木古内間の開業とともに供用開始

吉岡海底駅、竜飛海底駅が開業。青函連絡船廃止

2つ前の記事で紹介した

「今日は何の日~毎日が記念日~3月13日」の記述の様に、

1988年の出来事が3月13日を

青函トンネル開業記念日」としました。

 

  

ここで不思議なことに気がつきました。

映画で描かれた貫通シーンは、実際の出来事なのでしょうか?

貫通したのは先進導坑が1983年。

映画公開よりも後の出来事です。

う~ん、疑問です。

調べました。

Wikipedia 映画「海峡」に次のように書いてありました。

  

映画のラストでは作業員達がトンネル貫通に湧くシーンが描かれたが、

実際の先進導坑貫通は本作公開の翌年1983年、

本坑全貫通は1985年である。

  

何と!映画の方が先に貫通していたのです。

ビックリ!  

あっけなくわかりました。

  

  

もう一つ知りたいのは、青函トンネルよりも長いトンネル。

「今日は何の日~毎日が記念日~」にはこう書いてありました。

長らく世界最長のトンネルであったが、

2010年10月にアルプス山脈を通る57kmの

ゴッタルドベーストンネルが貫通した。

  

ゴッタルドベーストンネル」について調べました。

このサイトが勉強になりました。

建設業界ニュース 鉄道トンネルで距離世界一のゴッタルドベーストンネル

このサイトによると、このトンネルの開通は最近です。

2016年6月1日です。

一部引用してみます。

  

ゴッタルドベーストンネルができる前は、

アルプス山脈の峠を越えるために

曲がりくねっていた線路を電車が走行していました。

新トンネルによって線路がまっすぐになったことで、

電車の走行距離が短くなり、スピードも出せるようになったため、

走行の時間短縮につながりました。

この路線は、スイスのチューリッヒとイタリアのミラノを

結んでいるのですが、所要時間が3時間30分から2時間40分に

短縮されました。

また、トンネル開通で線路の距離は約30kmも短くなりました。

  

グーグルアースで位置確認。

グーグルアース チューリッヒーミラノ

Photo_11

北から南までのトンネル内の映像もありました。

20分ほどで通過します。

ひたすらトンネル内です。

たまにはボーっと20分、どうですか?


YouTube: Führerstandsmitfahrt im Gotthard-Basistunnel von Rynächt (Uri) nach Pollegio (Tessin) | 2016 [HD]

 

 

2019年3月13日は、腰痛で学校を午後から休み、

高倉健さんのガッツポーズと再会し、

世界で1番・2番のトンネルについて少々勉強した日でした。

皆さんはどうでしたか? 

 

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