青函トンネルとゴッタルドベーストンネルのこと
今日は3月13日。
前投稿の続き。
映画「海峡」(1982年)は青函トンネルのことを
扱っていました。
青函トンネルの主な年譜をWikipediaより抜粋。
1954年(昭和29年)9月26日:
青函航路(青函連絡船)洞爺丸事故が発生。
青函トンネル建設計画が本格的に浮上。
1961年(昭和36年)3月23日:
建設開始。
1983年(昭和58年)1月27日:
先進導坑貫通。
1985年(昭和60年)3月10日:
本坑全貫通。
1987年(昭和62年)11月 青函トンネル完成
1988年(昭和63年)3月13日:
吉岡海底駅、竜飛海底駅が開業。青函連絡船廃止。
2つ前の記事で紹介した
「今日は何の日~毎日が記念日~3月13日」の記述の様に、
1988年の出来事が3月13日を
「青函トンネル開業記念日」としました。
ここで不思議なことに気がつきました。
映画で描かれた貫通シーンは、実際の出来事なのでしょうか?
貫通したのは先進導坑が1983年。
映画公開よりも後の出来事です。
う~ん、疑問です。
調べました。
Wikipedia 映画「海峡」に次のように書いてありました。
映画のラストでは作業員達がトンネル貫通に湧くシーンが描かれたが、
実際の先進導坑貫通は本作公開の翌年1983年、
本坑全貫通は1985年である。
何と!映画の方が先に貫通していたのです。
ビックリ!
あっけなくわかりました。
もう一つ知りたいのは、青函トンネルよりも長いトンネル。
「今日は何の日~毎日が記念日~」にはこう書いてありました。
長らく世界最長のトンネルであったが、
2010年10月にアルプス山脈を通る57kmの
ゴッタルドベーストンネルが貫通した。
「ゴッタルドベーストンネル」について調べました。
このサイトが勉強になりました。
建設業界ニュース 鉄道トンネルで距離世界一のゴッタルドベーストンネル
このサイトによると、このトンネルの開通は最近です。
2016年6月1日です。
一部引用してみます。
ゴッタルドベーストンネルができる前は、
アルプス山脈の峠を越えるために
曲がりくねっていた線路を電車が走行していました。
新トンネルによって線路がまっすぐになったことで、
電車の走行距離が短くなり、スピードも出せるようになったため、
走行の時間短縮につながりました。
この路線は、スイスのチューリッヒとイタリアのミラノを
結んでいるのですが、所要時間が3時間30分から2時間40分に
短縮されました。
また、トンネル開通で線路の距離は約30kmも短くなりました。
グーグルアースで位置確認。
北から南までのトンネル内の映像もありました。
20分ほどで通過します。
ひたすらトンネル内です。
たまにはボーっと20分、どうですか?
2019年3月13日は、腰痛で学校を午後から休み、
高倉健さんのガッツポーズと再会し、
世界で1番・2番のトンネルについて少々勉強した日でした。
皆さんはどうでしたか?
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