「難民」を生み出してしまうアフリカの国々
今日は12月9日。
前々投稿の続きです。
「難民」中心で書いていきます。
難民の出身国を一覧にした表がありました。
シリアが圧倒的に多いです。
そしてアフリカにある国をピックアップします。
3位、南スーダン
5位、ソマリア
6位、スーダン
7位、コンゴ民主共和国
8位、中央アフリカ共和国
9位、エリトリア
10位、ブルンジ共和国
アフリカからの難民が多いことが一目でわかります。
難民になってしまう理由は様々です。
そこにスポットを当てた記事がありました。
※和の手を世界に – Japan For Refugees そもそも難民ってどこから来てるの? ~世界の難民:その主な原因と出身地をまとめてみた・・2016年7月28日
この記事を参考に、今回はアフリカに絞ってまとめます。
〇戦争・紛争難民・・自分の国で戦争や紛争が起こっており、
国外に避難しなければならなかった人々
南スーダン:独立後に内戦が勃発し、今も終わる見込みがない。
※2018年6月27日、恒久的停戦で合意したとのこと。
〇政治難民・・主に人種差別、思想的弾圧、宗教的迫害、政治的迫害により
国を追われた人々
エリトリア:「世界最悪の独裁国家」と呼ばれる。
※周辺諸国との紛争や兵役、抑圧的な政治体制により
大量の国民が国外に脱出して国際的な難民問題になっている。
〇環境難民・・気候変動によって、住んでいた所での生活が困難となり
難民となった人々
チャド、エチオピア、ケニア、ソマリア:干ばつによる/砂漠化
〇経済難民・・生活が経済的に困難になったということから、
住んでいた土地や国から逃れて難民になった人々
モロッコ、アルジェリア、チュニジア
〇その他・・「和の手を世界に」で紹介されなかった国について、
難民を生み出す理由を調べました。
コンゴ民主共和国:内戦
ブルンジ共和国:貧しさ 食糧難 感染症の拡大 弾圧
中央アフリカ共和国:貧しさ 感染症の拡大 紛争
中央アフリカ共和国については、UNHCRの映像を紹介します。
YouTube: 【字幕付き】中央アフリカ:川の向こう側、遠き故郷を想う難民
映像に添えられた言葉を引用します。
2017年5月、武装グループ間の新たな紛争により、破壊と流血、
そして新たな移動の波が起きている中央アフリカ共和国。
2017年12月末の中央アフリカ北西部での戦闘激化以来、
1万5000件の家が焼き尽くされ、487人が殺害されました。
隣国チャドに逃れた難民は(中略)1万7000人にも及び、
マラリア、下痢、感染症等を患っている人がいることも報告されています。
(※動画右下の設定で字幕をオンとしていただければ、
日本語字幕が表示されます)
難民を受け入れる側の課題とともに、
難民を生み出す側の課題解決が重要です。
続く
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