「面白いと思うことを話せばいい」は魅力的な言葉
今日は11月1日。
初回は見なかったドラマ「僕らは奇跡でできている」
毎週火曜日9時から東海テレビで放映されています。
奥さんに言われました。
「そっち(私のこと)が好きそうなドラマだよ」
試しに見たら、奥さんの予想通りはまってしまいました。
主人公の相河一輝(高橋一生)は、都市文化大学の講師。
動物に関することを楽しそうに学生に教えている日々。
第4回(10月30日放映)で、次のような場面がありました。
群馬県で学生4人と一緒に天体観測をしていた時の会話を
聞き書きします。
鮫島教授は、相河を講師に迎え入れた人。
相河:星がよく見えます。
琴音:そうなの?
龍太郎:わかんねえのかよ。東京と全然違うだろ。
琴音:空なんか見ないもん。見る?
桜:見ない。
琴音:先生はどうして大学の先生になったんですか?
相河:鮫島先生に誘われました。
最初はあまり気が進みませんでしたが、
自分が面白いと思うことを話せばいいって言われました。
琴音:ふ~~ん・・・
桜:その前は何をしてたんですか。
相河:フィールドワークです。
鮫島先生や他の先生に声をかけてもらって参加しました。
バンクーバーでシャチの個体数調査とか、
タイの森でゾウの食性調査とか、
国内では屋久島サルの群れの行動調査とか・・・
巧:それってお金もらえるんですか。
相河:はい。日当というかたちです。
巧:いいなあ、好きなところ飛び回って、それでお金もらえて。
相河:はい。ありがたいです。
この会話は印象に残りました。
「面白いと思うことを話せばいい」
とても魅力的な言葉です。
教師の基本はやっぱりここだと思いました。
最近、遠慮していました。
私の授業は進度が遅いので、早めなくてはなりません。
日々面白いと思っていることを話していると、
時間が足りません。
割愛していました。
でもやっぱり消化不良です。
今日の授業では話しました。
面白いと思っていることを話しました。
なるべく高速で。
このブログに書いてきたことが、
私には面白いと思ったことです。
ネタは大量です。
ドラマのおかげで、
今日の私の授業は、自分にとって納得に近い授業になりました。
面白いことを話して、必要なことも高速で教えたい。
「それでお金もらえていいなあ」
とうらやましがられる教師になりたい。
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