「8月15日のプレーボール」その8.観客の熱気の質が違う
今日は8月26日。
前投稿に引き続き、
8月1日放映の「歴史秘話ヒストリア 8月15日のプレーボール
高校野球 戦火の中の青春」より。
番組の写真。開会式の写真です。
もう一つ、動画を紹介します。
YouTube: 白球の記憶 球場は希望に満ちた 1946年 戦後初の大会
印象的なシーンを聞き書きして、書き留めます。
成田中に勝った京都二中のメンバーが登場。
黒田脩さんは、全国大会に出場できた時のことを、
「夢のような気持ち」だったと言っています。
さらに、次のように言っています。
ナレーター:日常生活にも苦しむ時代。
黒田先生には、予想を超える光景が映りました。
黒田:とにかくビックリしました。
(観客のシャツで)白一色。
とにかく白いは。それは印象にありましたね。
ビックリしました。この観衆(の数)には。
それが(私たちのような)選手だけではなく、
観衆もビックリして感謝しています。
ナレーター:大会は、開会式から決勝戦まで大入り満員。
立ち見が出るほどの大盛況でした。
観客の一人だった下神洋造さんです。
13才だった当時の喜びを今も忘れられません。
下神:絶対野球を見たいと(思いました)。
今と比べたら、熱気の質がね、ちょっと違うような
気がしますね。
子どもは初めて見る興奮、
大人は、やっぱりまた野球が見られるという(気持ち)。
思い切り野球ができるようになった喜び。
ナレーター:戦争が終わった。
未来への希望が球場全体を包んでいました。
観客席がぎっしりと埋って、
観客のシャツの色で白一色だったというのが、
印象に残りました。
熱気の質が違うという表現も印象に残りました。
なるほどと思いました。
「歴史秘話ヒストリア」だけでなく、
他の動画も見て、第28回全国中等学校優勝野球大会の様子が、
見えてきました。
次がこのシリーズのラスト!
つづく
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