3000年前の列島誕生から、マンモス復活に変更
今日は7月2日。
明日の歴史の公開授業で使いたいと思っていた映像は、
「NHKスペシャル 列島誕生 ジオジャパン
第1集 奇跡の島はこうして生まれた」
でした。
「日本列島の誕生と縄文文化」で、
歴史の教科書では、4万年ほど前からの
日本列島の誕生の説明が書いてあります。
でもこの映像を使うことで、
46億年前の地球誕生から、
3000年前の大陸から日本列島になる陸地が
引きちぎられた話をして、
日本列島の誕生の説明ができるぞと楽しみにしていましたが、
断念です。
でも今回の授業は映像を使いたい。
直前ですが、次に選んだのが、2004年放映の
「世界ふしぎ発見!徹底検証!!マンモス復活は夢か?現実か?」
です。14年前の番組を引っ張り出してきました。
この番組の中で、永久凍土から掘り出された
マンモスの生々しい足からサンプルが切り取られ、
冷凍保存されて近畿大学に持ち込まれたことが、
紹介されていました。
これは近畿大学の先端技術総合研究所で、
クローン技術によってマンモスを復活させようという試みが
スタートしていたのです。
しかし、発掘されたマンモスの足から得られた遺伝子は、
傷ついていて、簡単には復活させることができないようです。
遺伝子の修復技術の進歩を待たなくてはなりません。
近畿大学の入谷明教授が、早くて5年、遅くても10年で、
マンモスは復活できると言っています。
2004年の番組で出た「10年後」は、2014年を指していて、
マンモス復活計画は、現在どうなっているのか気になるところです。
調べてみました。
たとえば、これらのサイト。
AFP BB NEWS ゾウの「代理母」を使ったマンモス復活計画、近畿大(2011年)
WAOサイエンスパーク フロントランナー 困難だからこそ挑戦する意義がある!(近畿大学加藤教授)(2015年)
これらを読むと、いまだ実現はしていなけど、
近畿大学が今もマンモス復活に向けて動いていることが
わかりました。
しかし、気になるサイトもありました。
ライバルの出現!?
HUFFPOST 「マンモスを2年以内に再生できる」と表明 絶滅動物の復活に批判の声も(2017年)
カラパイア ついに甦るか!?2年以内にマンモスをよみがえらせるプロジェクトが発表(ハーバード大)(2017年)
このような表明をしたのは、ハーバード大学の
ジョージ・チャーチ教授。
表明は2017年2月。
2年と言えば、2019年2月。
どうなるのかな?
ちなみに上記サイト「カラパイア」にはマンモス豆知識がありました。
引用します。
弧を描く牙は5メートルに達し、1メートルもの体毛を垂らしていた。
小さな耳と短い尻尾は体温を逃がさないためのものだ。
鼻の先端には”2本の指”があり、草や小枝をつかむことができた。
マンモスの名称は、ロシア語でモグラを意味するmammutにちなむ。
死体が半分埋もれた状態で発見されることから、
昔は地面の中で生息し、地表に出て光を浴びて
死んだと考えられていたのだ。
また骨が絶滅した巨人のものと考えられていたこともあった。
明日の授業で話したくなるネタです。
最後にpixabayより「マンモス」の図
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