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2018年5月13日 (日)

チリ産サケが輸入される理由

 

今日は5月13日。

  

前投稿に引き続き、4月28日放映の

 「池上彰のニュースそうだったのか2時間SP」より。

  

4月27日の南北首脳会議についてと、

アメリカのトランプ大統領のことが話題になっていました。 

トランプ大統領の関税に関する政策について触れる前に、

関税のお勉強。聞き書きします。

  

池上彰:それでは篠山さん。世界的に今、

  関税は高くなろうとしているのか、

  それとも低くしようとしているのか、

  歴史の流れとしてはどちらだと思いますか?

篠山紀信:TPPとか、関税をメンバー同士で低くして、

  自由な経済を活性化させようとしている。

池上彰:その通りですね。ちゃんと勉強していますね。

  今、世界は関税をどんどん低くしていこう、

  関税を減らしていきましょうという流れになっているわけですね。

  たとえば、日本でチリ産のワインが安くなっているでしょ。

  チリ産のワイン、品質が悪いから安いんじゃないんですよ。

  他の外国産のワインには高い関税がかけてあるのに、

  チリとの間ではやめましょうということになったので、

  チリのワインが安くなったのです。

  サーモンと言うとね、昔はカナダ産だったり、

  アラスカ産だったりしていたのが、

  だいたいチリなんですね。

  サーモンが急激に安くなって、気軽に食べられるようになったのは、

  チリから入ってくるようになった。

  チリから日本に入てくる商品に高い関税はやめましょうって、

  なったからですよね。

 

チリとの間には2007年に日本チリ経済連携協定なるものが発効され、

貿易額の90%以上が関税なしになったそうです。

これは、以前の記事の内容に関連します。

 

この記事です。

ここでも道草 ローソンのおにぎり大改革/具の大きさの均一化(2017年12月12日投稿)

ローソンのおにぎり大改革の中心の商品「焼さけハラミ」

その原料であるサケはチリで養殖されたものでした。

その時に私は驚いています。

なぜチリのサケが来てるのと思いましたが、解決です。

こうやってつながるのが面白い。

  

グーグルアース好きになってしまいました。

今度はチリへ行きましょう。

マゼラン海峡は思ったより複雑な海峡のようです。

グーグルアース チリ

  

つづく

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