チリ産サケが輸入される理由
今日は5月13日。
前投稿に引き続き、4月28日放映の
「池上彰のニュースそうだったのか2時間SP」より。
4月27日の南北首脳会議についてと、
アメリカのトランプ大統領のことが話題になっていました。
トランプ大統領の関税に関する政策について触れる前に、
関税のお勉強。聞き書きします。
池上彰:それでは篠山さん。世界的に今、
関税は高くなろうとしているのか、
それとも低くしようとしているのか、
歴史の流れとしてはどちらだと思いますか?
篠山紀信:TPPとか、関税をメンバー同士で低くして、
自由な経済を活性化させようとしている。
池上彰:その通りですね。ちゃんと勉強していますね。
今、世界は関税をどんどん低くしていこう、
関税を減らしていきましょうという流れになっているわけですね。
たとえば、日本でチリ産のワインが安くなっているでしょ。
チリ産のワイン、品質が悪いから安いんじゃないんですよ。
他の外国産のワインには高い関税がかけてあるのに、
チリとの間ではやめましょうということになったので、
チリのワインが安くなったのです。
サーモンと言うとね、昔はカナダ産だったり、
アラスカ産だったりしていたのが、
だいたいチリなんですね。
サーモンが急激に安くなって、気軽に食べられるようになったのは、
チリから入ってくるようになった。
チリから日本に入てくる商品に高い関税はやめましょうって、
なったからですよね。
チリとの間には2007年に日本チリ経済連携協定なるものが発効され、
貿易額の90%以上が関税なしになったそうです。
これは、以前の記事の内容に関連します。
この記事です。
※ここでも道草 ローソンのおにぎり大改革/具の大きさの均一化(2017年12月12日投稿)
ローソンのおにぎり大改革の中心の商品「焼さけハラミ」
その原料であるサケはチリで養殖されたものでした。
その時に私は驚いています。
なぜチリのサケが来てるのと思いましたが、解決です。
こうやってつながるのが面白い。
グーグルアース好きになってしまいました。
今度はチリへ行きましょう。
マゼラン海峡は思ったより複雑な海峡のようです。
つづく
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