空から日本を見てみよう/太平洋セメント藤原工場・三岐鉄道
今日は10月28日。
前投稿に引き続いて、6月29日放映の
「空から日本を見てみよう/三重県 いなべ~桑名」より。
埼玉県の秩父に飛んで行ってしまった話を、
再び三重県のいなべ市に戻します。
太平洋セメント株式会社藤原工場です。
↑これが細かく砕かれた石灰石です。
石灰石に粘土類、鉄原料をなどを調合してセメントの原料を作るそうです。
↑スケールが大きな調合機です。
ここで大量の古タイヤの映像が映りました。
藤原工場の方の説明によると・・・
タイヤは燃料として使い、さらに、
中に含まれているスチールも、セメントの原料になるそうです。
このように藤原工場では、主原料の石灰石に加えて、
粘土類やリサイクル原料を調合してセメントを製造しています。
調合したセメントの原料を、回転窯(かいてんがま)で
焼成してセメントを作ります。
この回転窯のスケールがまたでかい。
【焼成】=原料を高熱で焼いて性質に変化を生じさせること。
粘土を窯 (かま) で加熱して石質にするなど。
そして出来上がったセメント。
このセメントは、貨物列車で出荷されます。
石灰石を貨物列車で運ぶところはあるが、
貨物列車でセメントを運んでいるのは、この藤原工場だけなのだそうです。
「三岐鉄道」と聞いて、ピンと来たのが、
10月15日放映の「科捜研の女」です。
三岐鉄道が撮影協力をしていました。
土門刑事が列車にはねられるシーンがありました。
はねた列車は、三岐鉄道の列車でした。
三岐鉄道を利用して運ばれるセメント。
港に運ばれて、船で輸送されます。
港に行く前に、面白い場所がありました。
(つづく)
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