奈良・京都再訪その3.春日山遊歩道 極相林とは?
今日は10月4日。
2日の記事の続きです。
春日山原始林に興味をもっていました。
Wikipediaによると、
春日山は春日大社の山として神聖視され、樹木伐採が841年(承和8年)から
禁じられてきたため、森林が極相に達した原生林が広がっている。
とあります。
「極相(きょくそう)」という言葉が出てきます。
次のサイトの説明がわかりやすかったです。
※参考:環境用語Weblio辞書 極相林
コケ→1年生の草→多年生の草→低木(アオキ等)→
高木(タブノキ等)というように,植生は自然のまま放置しておくと,
群落として生活のパターンをつぎつぎに発達させます。
そして最後は,適度の湿り気をもった豊かな土壌の上の
木の群落(森林)に落ち着きます。
このように生活パターンを変えていく,
いわゆる「遷移」(サクセッション)の最終段階のことを,
極相(クライマックス)といい,
この段階に到達した森林は一応自然の完成した姿といえ,
極相林と呼ばれます。
ね、わかりやすいでしょ。
今一度、Wikipediaから引用。
市街地(奈良市)に近接して原生林が存在することは極めて珍しく、
学術上の価値も高いことから1924年(大正13年)に国の天然記念物に、
1955年(昭和30年)2月に特別天然記念物に指定された。
また春日山の照葉樹林は国の名勝にも指定されている。
1998年(平成10年)12月には古都奈良の文化財の一部として世界遺産に登録された。
というわけです。
行きたくなるではありませんか。
実行しました。
スタートは春日大社から歩いてすぐの水谷神社。
「水谷」は「みずたに」ではなくて「みずや」と読みました。
この神社の傍らに分岐があります。
そこを山の方向に向かって登ります。
↑「春日山遊歩道入口」とあります。
しばらくしてこのような森林が↓
こういうのが極相?
春日山原始林と表示された石柱がありました。
ここからが本格的に原始林のようですが、
立ち入りが禁止されていました。残念。
結局、遊歩道を進みました。
三叉路です。
右に行けば、遊歩道の続きで、春日山を散策できます。
でも時間がないので、左折して若草山頂上をめざしました。
若草山頂上近くの駐車場です。
まもなく頂上。
頂上の様子は、また書きます。
道草終了。今から仕事します。
(つづく)
コメント