戦火をくぐりぬけたキャスターの現物を見る
今日は9月28日。
きっかけは、この↑説明です。
これは「ガイドブック 豊川海軍工廠
ー身近にあった戦争を知るためにー」
(編集発行 豊川市平和都市推進協議会)の一部です。
2017年の1月に出会った資料です。
このキャスターを、見たくなるじゃありませんか。
そんな話を、同僚の先生にしたことがありました。
そしたら、その先生が、
キャスターを所蔵している桜ケヶ丘ミュージアムに行った時に、
「キャスターを見たい先生がいる」と職員に話をしてくれました。
そしたら、夏に毎年開催される「豊川海軍工廠展」でキャスターを
出品してくれることになりました。
ありがたいことです。
そして8月22日。
桜ヶ丘ミュージアムで開催されていた「豊川海軍工廠展」に行ってきました。
約束通り、キャスターが展示されていました。
その写真です。
錨の意匠(いしょう/デザイン)を何枚か撮ってみました。
やっぱりこの錨の意匠が魅力的でした。
キャスターがあったと思われる豊川海軍共済病院について、
工廠展に次のような説明がありました。
海軍工廠のすぐ南隣にあり、海軍工廠の医務部とは廊下で直結していました。
1945年の空襲では直撃を受け、多くの犠牲者を出したそうです。
その豊川海軍共済病院にあったと思われるキャスター。
戦火を運よく切り抜けて、平成25年まで現役だったことにビックリ。
願ったことが、間に人が入って、幸いにも現物を見ることができました。
やはり、願いは、周囲の人に伝えておいたほうがいいと思いました。
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