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2017年8月28日 (月)

ホシガラスの番組より・・・子どもにおねだりされた親鳥が行くところ

 

今日は8月28日。

  

前投稿に引き続いて

月27日に放映された「ワイルドライフ 北アルプスの四季

雲上の森を作った!」より。

  

5月。

山の中腹のシラビソの森は、春を迎えました。

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3羽で動くホシガラスを見つけました。

よく見ると、そのうちの2羽は、羽の先が白いです↓

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これは、この冬に生まれたばかりの子どもなのだそうです。

つまり3匹は、親子だったのです。

子どもは、自分で飛べるようになっても、

飛ぶ力が弱くて、生まれた場所付近の森で

2ヶ月ほどを親子で過ごすそうです。

  

子どもは、不足のエサを、親鳥におねだりするそうです。

おねだりしているシーンです↓

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すっかり大きくなった子どもにせがまれる親鳥。

子どもは羽をふるわせています。

人間でもこういう景色があるなあ。  

  

おねだりされた親のホシガラスはどうするか?

  

山の頂上付近を目指して飛んでいきました。

  

岩場に飛んでいきます。

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まだまだ雪が多い頂上付近ですが、

岩場付近は早めに雪が溶けて、地面が表に出ています。

そこに秋に埋めた種子を掘り出しに来たのです。

またまた賢い。  

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掘り出された種子を、親鳥はのどにある袋にためて

子どもに運んでいました。

枝や幹に埋め込んだ種子は、冬場の子育てに利用し、

地面に埋め込んだ種子は、春の子育てに利用するわけです。

  

6月中旬。

雪が溶けた山の頂上付近、

ハイマツの森で子どものホシガラスを見かけました。

中腹の森で育った子どもは、6月にはハイマツの森に上がってきて、

自分でマツボックリの種子を食べ始めました。

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もう親鳥は助けてくれません。

  

 

ホシガラスは、同じ場所にたくさんの種子を埋めます。

たくさんなので、運良く掘り出されなかった種子もあります。

それが発芽するのです。

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ホシガラスの習性によって、ハイマツの森は広がっていったのです。

ホシガラスがいなかったら、ハイマツの森は形成されないのです。

この番組のタイトルは、そんなハイマツとホシガラスの関係を

示しています。

ワイルドライフ 北アルプスの四季雲上の森を作った!」の

紹介は以上です。


  

仙丈ヶ岳に行くときに、もう一度この番組を見ておけばよかった。

そうしたら、ハイマツの森を歩くときに、

もっと観察ができたでしょう。残念。

でもまた行けるでしょう。

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