「馬ナス」・・・ナスは牛ではないのか
今日は8月14日。
昨日はお盆の準備をしました。
スーパーに仏花とかを買いに行きました。
その時にナスを買おうとしたら「馬ナス」という表示がありました。
ヘタの部分を長くして収穫したナスでした。
キュウリも買ってきて、こんなのを作りました。
待てよと思いました。
「馬ナス」?
ナスは牛を表しているのではないか?
キュウリが馬。
亡くなった人が一刻も早く我が家に乗ってこれるように、
キュウリで馬をつくり、
亡くなった人が戻るときにはゆっくり帰ってもらうように
ナスで牛がつくられると聞いていました。
ナスは牛ですよ。なのに「馬ナス」
調べました。
すぐにわかりました。
このようなキュウリやナスのお供え物のことを
「精霊馬(しょうりょうま)」と言うそうです。
「馬」であって、「精霊牛」というのはありませんでした。
まとめて「精霊馬」なのです。
だから「馬ナス」なのです。
※参考:坊主さんのツイート
※参考:エンディングパーク 精霊馬
下の「エンディングパーク」のサイトから引用。
馬は早く先祖の霊に帰ってきてほしい、
牛はゆっくりあの世へ戻ってほしいとされているところもあれば、
ゆっくり丁寧にお迎えしたいから牛で迎えて、
急いで帰ってもらうために馬をお供えするという逆の地域もあります。
牛にはまた、たくさんの供物を乗せて持って帰ってもらうという意味もあるといいます。
所変われば、意味も変わります。
思い込みには注意です。
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